つばくろだけ、おさらい1#長文にてよろしゅう#高山 写真はコマクサ。雷鳥は見たことないんだわ🤭山小屋にてオーナーさんの貴重な話を伺う機会がありました。記憶の範囲でお伝えします。山頂付近の森林限界は特別保護地区に指定されているそうです。ここで言う特別とは、重要〜よりも価値があるもの。国宝に匹敵するそうな。自然はそのままに。雷鳥は人をそれほど恐れない性質があるそうで、本当かどうか調べに来た海外の研究チームによると世界的にも類がないことだそうで、古くから日本人に大切にされてきたからだと言う話でした。雷鳥の天敵であるキツネ、カラスを呼ばないためにも生ゴミ等は必ず持ち帰ろう!カラスに於いては、親鳥、ヒナ、卵いずれも死なせてしまうリスクを持っています。狩りを成功させると毎年訪れるようになるという大変根の深いものになってしまいます。風速30㍍程度の強風と高地特有の低温で、この場所で生息する多様な生き物は生き残ることさえも過酷な環境下で生きています。人間がこのような冬山に挑むとき、頬が露出していると30分で凍傷になるとのこと。雷鳥でいえば産毛のヒナは冬山環境では低体温で死んでしまうため親鳥のお腹の下で寒さを凌ぎます。(ヒナ8羽も😲)卵だって寒さやられますよね。とても脆弱です。保護色の冬季白色も雪が降らなくなった昨今逆に目立ってしまう。絶滅危惧種なので人の手で守れないにしてもそっとしてあげたい話ですよね💦ビンク色の花を咲かせるコマクサ。発芽から花を咲かせるまでに15年程度かかるのだそうです。これが人のほんの生息範囲への侵入によって随分数を減らしてしまったとのことで、登山ルートを外れないようなどの働きかけを行うことによって五十年経ち幾分生息数を増やすことができたそうです!所感ですが登山ルートでは摘まれてしまった花など多々ありまして高山で命を繋ぐ難しさへの理解が充分伝えられていないと感じました。樹木ですら育たない環境です。小さな命繋いていきたいものですよね!最後までありがとうございます💦(最後じゃないんだけどね🤭💦)