渋谷で覚えた永遠のほんとうの意味。ほしがるくせに、なにかを求め続けるのは、永遠なんて存在しないことの証明で、終わらせてしまえば、きみがいたことは永遠なのに、きみといることは一瞬で、だれかに教えてもらったはずの永遠は、そこにはないことを、きっと知っている。嘘でいい、きみが透明になって散ってもいい。いまを想うために借りた幻に、手を伸ばしてみてるだけ。信じるの外側はいつだって疑いに覆われて、反対側がずっと睨んでる。#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ #過ぎさる人波は刹那の群衆