雪の東京で白い朝知らない街なのに足もとになつかしさ見上げれば雪雲降りてくる氷の気配吐く息は霧になりほどけて消えた生きているそのしるし冷たい指を胸の前でそっと重ね祈りでもなくことばでもなくただ雪の寒さを受けとめたここは神殿でもなく谷でもないけれど雪のしずけさが都市を祈りの森に変える寒さに小さく震え彼女は忘れかけた声のみなもとへ目を閉じたありがとうを届けるように#詩篇メロリエル外伝 #転生したメロリエル