"朝に道を聞かば 夕に死すとも可なり"朝に道を聞く…つまり自分が生涯を懸けて歩むべき正道真に価値ある生き方を見出したならばその日の夕べに命尽きても悔いなしとこれは決して大げさではなくむしろ極めて現実的で冷徹なまでの覚悟の言葉です私たちはとかく"まだ時間がある"と錯覚し肝心な問いから目を逸らします何のために生きるのか何を成し何を守り何を遺すべきなのか…しかし 人の命には定まった長さはありません明日がある保証はどこにもないだからこそ この一節は私たちに鋭く問いかけるのですあなたは今日 自身に道を聞きましたか… と道を聞くとは悟りを開くことではありません今日一日 誰かを本気で思いやり自分の仕事に魂を込め後ろ指を指されない生き方ができたかそれだけで十分に"道を聞く"に値するのです死ぬ間際に後悔するのは失敗ではなく挑戦しなかったこと愛を伝えなかったことですどうか今日この瞬間を"夕に死すとも可なり"と胸を張って言える一日にしてくださいそれこそが2500年を超えて私たちに届いた孔子の遺言であり命の最も尊い使い方なのです#田口佳史#論語の一言