遠い日曜日夏の朝は はやいまだ だれも目を覚ましていないのに空ばかりが 明るくなっていく温帯低気圧が近づいて遠くで空が 低く唸る街は ねむっている風の音だけが やけに大きいそろそろ 街は目を覚まし動き出すのだろう眠り、起き、「おはよー」の声とともに 一日がはじまるお出かけ? お買い物? 大会? 海?いろんな日曜日が 幕を開ける私も 世界の片隅で 生きているけれど その世界は 遠いまま見えない隔たりが そこにある午前五時六分蝉が 鳴きはじめた#遠い日曜日#ことばりうむの星#詩の朝#夏の静けさ#世界の片隅で