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あお🫧

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あいうえおの雪片集 ~ことばりうむ雪景色~

冬は、人の声が恋しくなる季節。
白い息の向こうに、ことばが溶けてゆく𓂃𓈒𓏸
あなたのぬくもりで、余白を満たしてください🫧

参加方法
「冬」にちなんだ言葉やフレーズをひとつ選びます。
(例:「ゆきだるま」「こたつ」「ゆきあかり」など)
その頭文字を使って、短い物語や詩を自由に表現してください❄️

冬の余白に、ことばをひとひらずつ落として、
白い世界の「言葉の雪片集」をみんなで作りましょう☃️

投稿の際は、ハッシュタグを添えて
ことばのぬくもりを届けてくださいね🧣

#言葉の雪片集
#あいうえお冬景色
#ことばりうむの星
あいうえおの雪片集 ~ことばりうむ雪景色~
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あお🫧

あお🫧

ごく自然に、脳はいつも考えている。
日常の光や音、触れた感覚すべてが、思考の火種となり、
降り積もる雪のように、考えは舞い、重なり、埋め尽くしていく。

かたちのない思いが、刺激のたびにスパークしては広がっていく。
見たもの、聞いたもの、触れたものすべてが色や形を持たずに膨らみ、心の隅々まで響いていく。

げんにその思考は、やがて内に沈み、自分を問い詰めてゆく。
光のように弾けた思考も、やがて静寂の底に沈み、
自分自身の存在や在り方を問いかける問いへと変わる。
その問いはときに鋭く、胸に痛みを伴う。

貫らぬくような自己直視の果てで、自分の心の声を疑い、希望をささやかな光だと思えなくなる。
小さな喜びすら、自分に許されない贅沢のように感じてしまう瞬間がある。

望むことさえ傲慢だと、希望を切り捨ててしまう。
ほんの少しの綺麗ごとでさえ、自分を欺くように思えてしまう。
それでも、その痛みの奥で、かすかに息づく光がある。

ごくまれに、そのループを超えられる瞬間がある。
まれに思考の渦を抜けるとき、世界がふっと静かに呼吸を始める。
その瞬間、私は自分の内側に広がる空間を感じ、束縛から解放される。

あらゆる表現――歌、セリフ、踊りの中で、私は自由になる。
声に乗せた言葉、身体の動き、旋律の余韻。
それらは思考の檻を壊し、私を存在そのものへと戻してくれる。

いのちが、思考を離れてただ“在る”ことに戻る。
目の前の光や影、空気の流れ、微かな音にただ身を任せるとき、
思考は静まり、私は世界と溶け合う。

最後に残るのは、創作という祈りのような時間。
何かを生み出す瞬間、そのひとつひとつが静かな祈りになる。
生きる意味や存在を確認するのではなく、ただひたすらに、ことばや形を紡ぐ行為。

続けることでしか、私の存在は確かめられない。
創作を止めることは、思考の渦に再び捕らわれることを意味する。
だから私は、途切れることなく、手を動かし、声を響かせ、思いを形にしていく。

ここで光が生まれる。
一つの言葉が消えても、別の言葉が光を灯す。

黎明のように、また新しく、夜明けのように、静かに、しかし確実に、ことばは生まれ続ける。
冬の朝の静けさのように、白く凍てついた思考の隙間から、かすかなぬくもりが生まれる。

翳りのなかにも、光を見出すように。
暗い心の影の隙間でも、ことばは光を届ける。
その光は小さくとも、確かに存在し、心にそっと触れる。

爛漫の春の日にも、冬の夜にも。
季節や時間が巡るなかで、ことばは変わらず咲き、
私と世界を結ぶ小さな橋になる。

もう一度、言葉と出会えるこの場所で。
再びことばと向き合い、紡ぎ、受け取る瞬間があること。
それが、私にとってかけがえのない希望だ。

夜の静けさに、ことばがまたひとつ瞬く。
静かな闇の中で、ことばは光となり、私の胸に小さな波紋を広げる。

浪漫でも理屈でもなく、ただ生きている証として。
それは説明のためでもなく、装飾でもなく、
ただ存在していることを示す、純粋な営みである。

静かに、そして確かに。
その一瞬一瞬を味わいながら、私は生き、表現し続ける。

空間に溶けていく思考も、希望も、祈りも、すべて言葉として編み込み、

願いとして紡ぎつづけ、
一一私はまた、静かに明日へと歩みを進める。


#五か月のご挨拶#これからもよろしくね#言葉の雪片集#あいうえお冬景色#ことばりうむの星
あいうえおの雪片集 ~ことばりうむ雪景色~
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あお🫧

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今日は「ごろごろしたいなー」と思う私を
ただ誘惑する、あたたかいやつ
つい心が揺れるけれど、負けたくない
のんびりしたい日もあるけど…挽回きつい
ゆえに、弱いからこそ日々コツコツ
うっかり出すと、ついつい引き込まれる
わかっているから、出さない
挫けそうになるけど…戦略的に距離をとる(笑)

#こたつの誘惑#言葉の雪片集#あいうえお冬景色#ことばりうむの星
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𖤣𖤘▸kaii◂𖤘𖤣

𖤣𖤘▸kaii◂𖤘𖤣

お 老いてなお
り 凛と生きる
おんざ オンザロック手に暖まる



「オリオン座」選んだけれど
「ん」は頭にできなかったー!笑

遊んでごめんなさい😊

暖炉の前で
氷カラカラさせながら
ウイスキー楽しむ姿を描いてみています

#言葉の雪片集
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天雲🌧-アマクモ-

天雲🌧-アマクモ-

や やわらかな雪が、音もなく里と山を隔てた。人々の喧騒が消え、世界は深く、冷たい静寂に包まれる。

​ま まっさらな白が視界の全てを覆い尽くし、生き物たちは土の中や穴の中で息をひそめた。山は、その体から全ての活力を引き上げ、ただじっと、そこに座している。

​ね ねむりの底に沈んだその巨大な姿は、厳しく長い冬を耐え抜くための儀式。やがて来る春の芽吹きに備え、命を休ませる大切な時間だ。

​む むかしから繰り返されてきたこの沈黙は、冬の王国のルール。全ての動きを止め、凍てつく空気と雪の毛布に包まれながら、静かに春を待つ。

​る るり色の空だけが、その沈黙を見下ろしている。山は何も語らず、ただ深く、深く、次の目覚めを約束して眠り続けている。
#言葉の雪片集
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天雲🌧-アマクモ-

天雲🌧-アマクモ-

しんと静まり返った

もの寂しい、冬の庭
布団のぬくもりを惜しみつつ、
一歩、地面に踏み出せば

​ばり、ばり、と弾ける音
凍てついた土が持ち上げた、
脆く、白く輝く氷の柱

​しもばしらを砕きながら
空を見上げると

らんらんと、
清冽な朝の光が昇り始める
#言葉の雪片集
#あいうえお冬景色
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トモモ

トモモ

待っている温かいポトフ
意地で乗る帰宅ラッシュ
酔うほど押し合う人々の
密着に耐えて最寄り駅だ
あーあ疲れた早く寝たい
限界の私が見上げる晴夜
ルミナスって表現すらも
呑み込んじゃうほど壮観
早足遅めるダイヤモンド


#詩
#言葉の雪片集
#あいうえお冬景色
#ことばりうむ雪景色

(おいしいご飯が待ってても、満員電車に疲れて早くベッドに倒れ込みたくても、晴れた冬の夜はきらきらしていて、早歩きをいつの間にかやめてしまうの)

毎夜見上げるのは…?
あいうえおの雪片集 ~ことばりうむ雪景色~
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天雲🌧-アマクモ-

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ゆうべから 降りつづく雪は、街全体を真っ白な毛布で包み込んでいました。窓の外を眺める子供たちの目は、その銀世界に釘付けです。

​きょうは 学校も休み。さっそく、厚着をして庭に飛び出したのは、元気いっぱいのケンと妹のミホでした。

​だれよりも早く雪に触れたくて、二人は冷たい雪を素手で握り、球状に固めていきます。手のひらの感覚が麻痺しそうになるけれど、楽しさには敵いません。

​るんるんと 鼻歌を歌いながら、ミホが小さな雪の塊をケンの大きな塊の上に載せました。ケンは小枝を腕に、石炭を目に見立てます。

​まん丸い 笑顔を浮かべた、背の高い雪だるまの完成です。二人は満足げにそれを見上げ、「こんにちは、雪だるまさん!」と声を揃えて挨拶しました。
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天雲🌧-アマクモ-

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こがらしの夜

​この町に、いつ冬が来たのだろうか。昨日の夕焼け空にはまだ秋の名残があったというのに、夜が明ければ、空気は一変していた。

​がらんどうの庭に立つ古木は、もうほとんど葉をつけず、空に向かって黒い枝を伸ばしている。まるで、これから来る長い寒さに耐える決意を示しているようだ。

​らせん状に舞い落ちる最後の葉が、窓ガラスに触れてカサリと音を立てる。その葉を追うように、鋭い風が吹き抜けていった。

​しんしんと骨身に染み入る冷たさ。それがまさに「木枯らし」の訪れだった。わたしはストーブに火をつけ、外の音に耳を澄ます。新しい季節が、確かに扉を叩いていた。
#言葉の雪片集
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