昨日は、グループ長が外出で、「休日ダイヤで電車少ないな。バスか?」とかブツブツ言う横で、新人や後輩がスマホ片手に、「この電車ですかね?」「バスならこれですかね?」なんて話してた。…いや、車ならすぐだろ。そう思って「車で送りますよ」と口にした。後輩から「俺が行きます」って来るかなと思ったけど、何もなし。俺が若手の頃は下っ端の役目だったけど、もうそういう時代じゃないらしい。結局、部長と他部署のグループ長まで乗せて目的地へ。車を降りるとき、一人だけ「ありがとう」と言ってくれた。仕方なくやった仕事でも、その一言があったという事実だけで、救われた。以前、妻から「ありがとうを安売りしすぎ」と言われたことがある。ありがたみが薄れる。とりあえず言っとけば良いと思ってるでしょって。確かに、そういうところがあったかも。感謝を行動じゃなく、言葉だけで片付けてるような気がして、そんな表層を取り繕う自分が嫌だった。「ありがとう」は、余程のときだけ言うようにした方が良いのかな?実際、普段あまり言わない人に「ありがとう」と言われると、すごく嬉しいのは事実だし。わからなくなった。でも、昨日、やっぱり俺は言葉にして伝えたいって思った。軽くても、安っぽくても、ちゃんと口に出したい。言葉は心の在処を示す、いちばん小さな行動だと思うから。#ありがとう #言葉に出す