隙間を破壊すると雲になる。ふわふわと空気の真ん中に浮かんでいる。それは、ぼくの中の密度を埋めるためではなく、世界の隙間を埋めるため。もしも風が押し流したとして、その雲を追いかけることはない。世界はそこにただ、"新しい雲"を待つだけで、隙間にはいつも"雲"があればいいらしい。#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ #見えていなくても