誰だって四六時中不機嫌な顔をしている人よりも明るくてユーモアがあり自分を笑わせてくれる人と一緒にいたいでしょう心から笑えるような面白い人ならそれだけで好きになってしまいますユーモアという人間関係の潤滑油は常に意識したいところ相手を笑わせる練習になる意外な場面があるのですがそれはレストランや居酒屋などでオーダーをするときです客と店員という絶妙な距離にある赤の他人を一瞬で笑わせるのです私の知人の社長さんは飲食店ではいつも"あのお客さんとまた話したい"と店員が思ってくれるような客になろうと意識しオーダー時にちょっとしたユーモアを入れるように心がけているとかその社長さんによれば常に相手を楽しませるオーラを身にまとっていることがビジネスでも自然と良い仕事を運んできてくれるとのことエッセイストの阿川佐和子さんは初めて行くレストランで苦手な食材は?と聞かれるといつもこう言うのだとかラクダのつま先とゾウの鼻は苦手ですねこう答えるとお店の人はプッと噴き出してその場が和むとのこと笑いが持つ力を象徴するエピソードですよね人に好かれる人は人を楽しませることに徹している人そういう人はいつも上機嫌に見える 人は道を聞くときでも笑っている人や機嫌のいい人を探す笑いが人を引き寄せるどんなときも人を楽しませ笑わせる人でありたい#西沢泰生