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みおこんぼ
ちょっと今更感ある方も多いかもしれない本です。
映画化もされていますし、読書好きなら読んでいるのが当たり前みたいな本なのかなと思いつつ…実は、私、初めて読みました。
いつでも読める有名な本だし、敢えて避けるとか…まあ色んな理由はあれど、とにかくタイトルが印象的ですよね。結局今になりBOOKOFFで買ってしまいました。
いや〜、良きですね。
植物の描写がとても美しく、癒やされます。あと、西の魔女がまいに伝えようとすることひとつひとつが刺さる。
優しさ溢れるお話なんです。
個人的に印象深かったのは、主人公のまいが「(もし死んでしまったら)考えたり、悲しかったり、嬉しかったりする、私の意識が消えてしまうのが1番怖い」みたいなこと言うんですよ。
私はこれ、実は逆のことを思っていて…個人的には、自分が死んだら、私が最初から世界に存在しなかったかのように、今ある意識を含め徹底的に消滅して欲しいんですよね。そのほうが良くないですか?
あと、お話によく出てくる銀龍草が気になり、写真(フリー素材)を探したので貼っておきます。正直文章で想像した感じとだいぶ違ったので驚きもありつつ…ちょっとニョロニョロみたいですよね。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ」
という西の魔女の言葉が、このお話の根底にあるテーマかなと思います。
最後に、このお話に関係なくて恐縮ですが、また先週の読書の星「星のアイデアマン」をいただきました。
相変わらずよくわかりませんが、みなさんありがとうございます。
#読書 #読書メモ #西の魔女が死んだ





こなき。
西の魔女が死んだ。
題名とは裏腹にとても心温まるお話でした。
何より、この西の魔女と呼ばれている方が私の理想像でした。
料理や作業の描写も素晴らしく、文章を読めば読むほどその情景が浮かんできました。
秋深まるこの時期に読んでいただきたい1冊です🍁
「アイ・ノウ」
#西の魔女が死んだ #オススメ本 #こんな暮らしがしてみたい

ふぅ
おばあちゃんとまいのやり取りとか、おばあちゃんの言葉が染みた。
「でも、人から注目を浴びるということは、一目置かれることでしょ。そしたら邪険な扱いを受けたりいじめられたり……無視されることはないわけでしょう?」
「いじめられたり無視されたりするのも、注目されているってことですよ」
このやり取りはすごく刺さった。
なにがどう刺さったのか上手く言えないけど、とにかくなんかグサッときた。(語彙力…)
「だって、その声は、まいが心から聞きたいと願ったものではなかったのでしょう。そういう一見不思議な体験を後生大事にすると、次から次へそういうものに振り回されることになりますよ。けれども不必要に怖がることはありません。それも反応していることになりますからね。ただこうべを高く挙げて」
と言って、おばあちゃんはおとがいをあげた。
「無視するんです。上等の魔女は外からの刺激には決して動揺しません」
このおばあちゃんの言葉は自分に言われてる感じがした。
学校の休み時間に後ろの方であったコソコソ話とか笑い声とかそんなに大きな音じゃなかったはずなのに聞こえてきて自分のことだって勝手に思い込んで、いやだなと思ったのを思い出した。まあ、今もだけど…😅
こうべを高く挙げて、無視しよう
まいの頭をなでながら、
「感性の豊かな私の自慢の孫」
これは自分のおばあちゃんのことを思い出した。会う度に「ばあちゃんの自慢の孫だけんね」って言ってくれる。やばい、書きながら泣きそう
次会えるのはお正月だな
会えるときに会って、伝えたいことは伝える
もうちょっと早く読んでいたかったなと思った
同時に、今読むことができてよかったと思った
#西の魔女が死んだ
me
#西の魔女が死んだ
さくらんぼ
責任感だけで仕事を続けることがしんどくなり、そのしんどさを認めて、遠ざけてみることにした。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」
(#梨木香歩 『#西の魔女が死んだ 』)
これです。
こういう決意はふたした瞬間に、なんか舞い降りてくるものなんだなと。思いました。
急に、霧が晴れた気分になった。
31歳。自分の足で、ちゃんと人生歩めてる気がする。これでいいんだと思う。
GARAM
#アムリタ #キッチン #西の魔女が死んだ #きらきらひかる
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