「鬼の宴」決まりばかりの世の中じゃ、仏が何時も水を差す。我慢するのが礼儀でしょう?──足元の地図を破り捨てる。正解なんて、誰も持っていない。安全策ばかり数えても、胸の鼓動は黙らない。遠回りするより、まっすぐに火へ近づいてみようか。後先なんて、煙にまぎれて消えてしまえ。冷静な計算よりも、震える感覚のほうが、今は真実に近い気がする。だから──頭で考えずに進んでみよう。あゝかっぴらけや其御口宴、宴が始月曜勿体無ぇや 一度切り好きなもの丈 食べなはれ。落ちるのか、燃えるのか、羽ばたくのか。それはまだ、誰にもわからない。あゝ何方を捲りゃ良いものか、白い札か黒い札か。一丁賭けるとしませうか──死ぬも生きるも紙壱重。#鬼の宴#衝動に賭ける#songtostory#ことばりうむの星#音楽と言葉イベント