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西門佳祐
同じなのに
見えている月は
それぞれ
誰も彼もが
心を映した空を
見上げている
その夜の
ひとりひとりの光を
描くように
誰かを慰め
癒し
優しくなり
ただ微笑んでいる
そう
あなたには あなたの
私には 私の
月がある
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

Moon Light Lover
西門佳祐
憧れながら
月の憂いに
心を寄せる
人の弱さや孤独を
愛おしく思えるのは
完璧な人など
いないと知っているから
誰もが
強さと脆さを
ひとつの心に
抱えている
自分と同じように
苦しみながら
それでも
前へ進もうとしている
もしこの手が
誰かのために
少しでも温もりを
渡せるなら
そのぬくもりの中で
きっと
自分の背中も
そっと押されている
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

原罪と福音
西門佳祐
自分の中の「好き」を増やしていく
風の匂い 夜明けの光
心が動く瞬間を集めながら
出会うべくして出会う人を
待つよりも
出会えてよかったと
思われる人でありたい
そんなふうに
今日を重ねていく
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

ワダツミの木
西門佳祐
小高い丘で
黄昏はいつも
失くしたものを思い出させる
高く青い空にも
夜の帳が下りて
欠けたままの星が瞬く
ひとつの星が流れた日
もうひとつの星もまた
手の届かぬ場所へゆくのか
あの日の黄昏に聞く
答えを得られぬまま
今を抗い鎮めた凪に
ただ過ぎて行くのを
見守りながら落ちていく
──静かに、夜が満ちていく
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

満ちてゆく
西門佳祐
写真からフォルダを指定して
ランダムに表示されるようになった
それがなかなかいい感じで
投稿した写真をトリミング
定期的に変わるので
それも佳き
しばらくはこんな感じで♪
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか









Love Like This
西門佳祐
部屋の灯りもつけず
月あかりに染められ
波音に耳を傾けている
違う景色だけど
同じ月を見てる
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

月が近づけば少しはましだろう
西門佳祐
私の心にも同じ穴があった
漂う雲に風が吹き
空の穴は塞がったけど
私の風はいつ吹くのだろう
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

風よ
西門佳祐
孤独を知る人には
寂しさを伝えることもなく
そっと
肩にもたれるだけでいい
夜の長い季節に寄り添い
交わす言葉はいらない
ただ わかちあうのがいい
どこにいても
どんな景色を見ていても
伝わる温もりは
ちゃんと ここにある
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

糸
西門佳祐
一際高く
僕の心も
君の心も
青に染む
あなたの心に落ちたアオは
どんなアオですか?
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

青の時間
西門佳祐
何かをすることが
たとえ自分を
削ることになっても
その優しさは
いつか別の誰かが
あなたのためにと
力へ変えてくれる
自分のことしか
見えない人には
頼れないし
頼らない
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

落日
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新着
西門佳祐
与えて
感じて
抱いて
わかちあって
それでも
それでも
ときどき
後悔がかすめてく
今夜は月が見えなくても
消えたわけじゃない
ただ
雲の向こうで
静かに息をしている
そう
ちゃんとこの胸にある
だから
今日を踏みにじられても
痛みはない
胸の底が
すこし沈むだけ
今はただ
知らないふりして
涙の行き場を
そっと残しておこう
バスタブに落ちた一粒が
まだあたたかくて
ゆっくりと
ひとりの夜を
静かに満たしていく
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

哀しいくらい
西門佳祐
バスタブに落とす涙
【速 報】
12/1(月)7時ごろ
@こまち さんとのコラボ作品
第二弾を投稿します!
テーマはクリスマス♪
今回も西門の歌詞に
@こまち さんが曲をつけてくれました
西門投稿の動画は西門制作
@こまち さんの投稿は@こまち さん制作です
今回は同じ歌詞に全く違う二曲を
@こまち さんが作ってます
@こまち さんも同日投稿しますので
ぜひ聴き比べてみてください♫
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか
#スクショ祭り
#何かのタイトルにしたい









いつかのメリークリスマス
西門佳祐
たとえ私に向いていても
あなたがかつて愛した人には
どうしても届かない想いがある
過ぎた日々の
いちばん美しい瞬間だけを
そっと封じた笑顔
それだけで生きていけるような
静かな強さを宿している
それを越える未来なんて
約束できなくていい
ただ
そう思わせてくれる
その一瞬をくれたらいい
私はそれだけでいい
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか
#スクショ祭り
#そっと寄り添うということ









A Step You Can’t Take Back
西門佳祐
時間だけじゃない
人の想いもいつの間にか
別のかたちをしている
染みつく空の色
少しずつ輪郭を失う雲
流れながら記憶をほどく海
触れた途端に滲む風
どこへ戻っても
もう変えられないのなら
その定めごと抱えたまま
越えてゆくしかない
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

永遠前夜
西門佳祐
忘れられない歌がある
ふと耳もとをかすめて
胸の奥が熱を帯びる
あの旋律が
そっと息を吹き返す
失くしたのは
恋人ではなく
恋をしてた私
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか

C-46
西門佳祐
あなたのための夜でした
ただ哭く風を抱きしめて
震える肩に添えられて
揺らぎに触れて狂おしい
途切れた旋律が愛おしい
徒然なる日々仕舞うころ
あなたが私の花でした
#N34の空の下から
#季節とともに人は巡る
#秋はどこへ還るのか
#スクショ祭り
#夜を歩く









花
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