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みおこんぼ
航空自衛隊航空中央音楽隊ノート「碧空のカノン」「群青のカノン」「薫風のカノン」と、３冊出ていて、一番はじめの作品です。
航空自衛隊音楽隊の中で起きるミステリーを解決していく短編集になっています[ほほえむ]
友人がオススメの本を図書館で借りてきて我が家に置いていく策士なんですが、今回もまんまとハマり読了でした。○月○日までに読んで返却しなきゃ…となるので、100％読んでしまう罠。なんという推し布教。しかも悔しいけど、面白いんですよね[目が開いている]
福田和代さんは、工学部出身のシステムエンジニアという経歴をもつ小説家さんで、文章が非常に簡潔で読みやすいです。しかもユーモアがあり、コミカル。ライトノベルのような読み口で、小一時間ほどで読めます。短編集なので、一話ごとお話は完結していて、謎がスッキリ解けるので読後感も良いです[大笑い]
航空自衛隊音楽隊についてしっかり取材して書かれていて、物語の時代設定も丁寧に掘り下げています。震災やイラク戦争など、重いテーマも扱いながら、暗くならずにまとめる力がある作家さんです[にこやか]
個人的には、たまにドキリとするセリフがあって、例えば、「だいたいさ、佳音は他人に興味がないんだよね。他人の悪口を言いたがらないっていうのは、いいことなのかもしれないけどさ」とか、さらりと出てくる。自分のことを言われているようで耳が痛い気持ちになったりします。
吹奏楽部にいたことがある方だと、作中に出てくる曲がよくわかって、より楽しめますよ。私も読みながら色んな曲を思い出してとても面白かったです[大笑い]♪
ミステリー好きにも吹奏楽好きにも、ただ楽しい気分になりたい方にもオススメの一冊です[照れる]
#読書 #読書メモ #福田和代
読書の星
6
46
ノブ
展開とジャンルが面白すぎてハマってしまう。
映画になって欲しい作品やな～。
#読書#福田和代#梟の一族#サスペンス#感謝
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