~夜のひとりごと~久々のひとりごとシリーズ笑えーっと、今日のお話しはですね昨日の神話の中で出てきたクマとカミの言葉について。興味が湧いたのでちょっと調べてみました。まず、クマという言葉は古来、「奥まったところ」「隠れたるところ」を指し示しその場所は上座や聖なる土地と位置付けられる。そこにいるのがカミ(神)であるからクマとカミ(神)は同じ意味である。というのが昨日のお話でした。つまりは、熊野はカミの野で神々が住まう地であるということですね。では、動物のクマは?というと。どうやら語源は同じようなのです。国語学者の阪倉篤義氏によると、古代の日本人は、人間には見えないけれど「奥深く隠れたもの」を「クマ」と呼んでいたようです。人間に恵みをもたらし、時に災いをもたらす大きな力は目に見えない奥深くに隠れている。それを「クマ」と呼んだと考えられるそうです。奥深く隠れた存在、目で見えない神秘的な存在、そして時に災いをもたらすもの。このクマが派生してカミになったとされています。そして動物のクマは暗い穴ぐらで生活し、冬になると冬眠して姿を現さない。目に見えない奥深くに潜んでいて、人間にとって恵みと時に災いをもたらすもの。そういった語源があるようなのです。今の日本語は大陸から入ってきた漢字やひらがなから派生したカタカナなど様々な文字がありますが、元々の古代の言葉は今も残っています。そういった言葉のひとつひとつにも意味があり歴史がある。私たちは、この言葉を大切にして後世に伝えていく使命も持っているのかも知れませんね。写真は、まさに「奥まったところ」「隠れたるところ」の写真です笑#ひとりごと #夜のひとりごと #真面目投稿 #普段はふざけてます #ハッシュタグでふざけます #こうご期待!