4ヶ月も冷めてたなんて知るわけないじゃない、というのは嘘で時折見せるあなたの愛しているフリに縋ってた。抱擁も接吻も夜を過ごしたのも何もかもが初めてだった。受け取られなかった「愛してる」は4ヶ月分の埃を被り、誰にも拾われないままあの部屋に転がっている。 #瑠璃色の烏 #短文