『Who What Who What』「血だらけの自由がお前の望みなんだろう?」真っ暗闇な部屋の中、誰かが問いかけた。僕は震えている。だけど、その正体に名前が付けられない。「僕らに見えるのは過激なものだけ、お前も欲しいだろう?」「いや、作られた自由に動けなくなったよ」心にディスコードと空白のサイレンが、ずっと鳴り止まずに僕の眠りを妨げる。まるで、僕を試しているように……涙が出ても止まらない。ただ息をしているだけの僕の心は、どこに行けばいいんだろう?「なぜ、歪む?」「さあね、でも感情はUFOだよ。だから、サヨナラした」僕が求めていたのは完璧な異常だったんだよ。そこから打ち出された諸刃のナイフは、それはもう美しかった。「真実応答せよ」「真実ってのは作為のミステリーみたいなものだよ」それはこの世に仕掛けられた”意味の迷路”に溺れること。「真実応答せよ」「真実応答せよ」「真実応答せよ」「うるさいなあ!!」気づいてはいるんだ。僕がずっと溺れていることに。“Who What Who What”の消えない疑問符が今もずっと鳴り響いてる。叫びは真っ暗な部屋に反響して僕に還ってくる。そして、刺された感情がまた1つ去っていく。無意識に天井へ伸ばした手は、ただ空を切った。#ミッドナイトフェスティバル#songtostory #音楽と言葉 #ことばりうむの星#狂気の問いかけ