フェイス トゥ フェイスの会話の中には表面上の「具体的なやり取り」と思いやりなどの「曖昧なやり取り」が同時に行われていると思っている。例えば「もしかして今日、体調悪いですか?」と言われた時具体的なやり取りは「体調の確認」だけれど曖昧なやり取りの中には「あなたの事を気にかけているよ」というメッセージが含まれてるよね。だから「なんでもない」という返事だけだと前者の回答にはなるけれど後者の「曖昧なやり取り」は無視した事になる。「なんでもないです。でもありがとうございます」と両方への回答があった方が、その人と仲良くなれる。今後の関係が円滑になる。最近、この「曖昧なやり取り」を無視されることが多い気がする。「はい」「いいえ」「大丈夫です」「なんでもないです」のみ。酷い時は「そうですか?」「さあ」「分かりません」と具体的なやり取りの回答にすらならない事が返ってくる。ぶっちゃけ「お気遣いいただいてすみません」って言うだけで「なんでもないです」って言えるのに。なぜ、具体的やり取りで会話を進めるんだい……??私の投稿では何度か言ったかもしれないけれど言葉は「ツール」なんだよ。言葉は、道具でしかない。コップや皿と一緒。何が乗っているのか?何を乗せるのか?出来れば美しく楽しい方がいいから、言葉にもこだわれたらそりゃ素敵だけれど乗せたいものがちゃんと乗せられるのなら、ぶっちゃけなんでも良いのも言葉なんだ。個人的には「もしかして、今日体調悪いですか?」と聞かれた時には「そうなの! なんで分かったの? でも、そうやって気にかけてもらえたから、元気が出てきちゃった。辛くなったら助けてって言うから、その時は助けてくれると嬉しいな」と、これでもかと気持ちを乗せて返せる人でありたい。#言葉 #コミュニケーション#無視はダメ