誕生日の昨夜、妻は早く寝てしまって、なんとなく寝る気になれず。無駄に夜更かしして、Facebookで高校の頃の友達のページを徘徊していた。出てくるのは、イケメンと美女ばかり。“イケてるグループ”にしがみつこうとしてたあの頃の自分を久々に思い出した。周りがイケてるのが、俺の誇りだった。俺自身がイケてるわけじゃないのに。高校卒業後も、あのメンツで集まって、旅行して、写真撮って、楽しそうに笑ってる。たくさんの「その後」たちが、Facebookに残ってた。そのどれにも、俺はいなかった。彼らは今もキラキラしてる。大企業、開業、メディア出演、都心の事務所、高級車。やっぱり彼らは「あっち側」の人間だった。俺は都会を離れ、駅前も静かな街で事務をして、UNIQLOを着て、地味に生きている。それを選んだのは自分だけど、画面の向こうがまぶしく見えた。たぶん、俺は“あの輪の中”にいたんじゃなくて、“その周辺”にいたんだろうな。話を合わせて、服を選んで、必死に笑って。カッコ悪い。でも、あれが当時の俺の全力だった。だから今の俺が、あの頃の自分をバカにするのは違う気がした。眠れない夜は、懐かしさと劣等感と恥ずかしさと情けなさと…色んな感情が混ざる。でも、そんな全部を抱えて、今の自分がいる。あの頃の俺も、今の俺も、ちゃんと認めてやりたい。#SNS疲れ #劣等感も含めて認めたい #無理してた青春