僕自身が改めて感じたのは日本人は本来 野性的で無邪気で可愛らしい民族だということでした東大で教鞭を執ったドイツの哲学者ラファエルフォンケーベルは日本人の最大の魅力としてそのナイーブな子供らしい性質を挙げていますが僕もそのとおりだと思うんですね別の見方をすれば古事記以来日本人は汚い心をとても嫌ってきた神道でいう"清き心 明き心 直き心"これこそが日本人の一番の徳目だと思います当然 人間だから汚いもの嫌なものもいっぱい持っているわけだけどなるべくそういうものを溜めないで流していく清き心 明き心 直き心を持ってたとえ辛いこと 不都合なことが起きたとしても笑って明るく逞しく乗り越えてきたそれが先人が教えてくれた一番の教えなのではないでしょうか現代人はそれを遺訓としてしっかり受け止めていくことが大事でしょうね西郷隆盛という人はいるだけで周囲を感化してしまったなぜかというと西郷さんには真心があった真心のある人には誰も敵わないそれは裏表や邪心のない天真爛漫な無邪気さとも繋がっているように思います#渡辺京二#致知