#深夜のconfess 自死という形で離れ離れになった彼。それはコロナ禍初年度のことでした。ご遺体は警察に安置。ご家族でさえ面会禁止。ご遺骨になっての帰宅。顔を見て「さようなら」が言えなかった。「ごめんね」と「ありがとう」も「愛してる」も言えなかった。その為か彼は消えない。新しいお付き合いが始まったけれど私の全てはあの時で終わってしまっていて感情が動かない。それを伝えた。「誰にでも消せない想い出はある」歳を重ねたからこそ言える言葉を返してくれたのだと思う。甘んじて良いのだろうかと訪看さんに話した。「良いんですよ」「漸く訪れた転機だと思います」「人に(彼に)頼ることを自分に許すこと」そんな言葉を頂いた。