#沖縄県立博物館#おもろまち#沖縄の歴史5年ぶりくらいに沖縄県立博物館へ行ってきた。相変わらず前衛的で瀟洒な建物。美術館より博物館の方が、史実に基づいた見たくない冷徹な現実も見せてくれるから、自分は好きかな。美しいものだけ見たい人は隣の美術館の方に行けば良いように併設されてるのもいいね。あと、欧州の博物館みたいに、大航海時代に世界中から簒奪してきたものを誇らしげに展示してるような下品さがなくて良いけど、日本の博物館は。ここは少し左寄りになってるかな?🤔というのが5年前に初めて行った時の素直な感想。でも、5年間で色んな本を読んだり映画を観たり、知人・友人の話を聞いてると少し自分の考え方が変わり。薩摩藩の都合で侵攻されたところが今の原点だとウチナーンチュが考えているなら、たしかに「それからずっと被害者だ」という考えもわからなくはないか、と。内地との分断を解決するためには、いわゆる琉球処分のときの時代の要請や世相、当時の清や沖縄の状況…などなど総合的に見直したストーリーを日本人共有の物語として紡ぎつつ、未だ癒えないウチナーンチュの傷を癒していかねばならないかな?と改めて思いました。