中国映画【水妖ウォーターモンスター】の感想(その3)終わり水の上をワチャワチャ走って、敵ながらマトリックスのネオの動きでモリを避けて完全に主人公側の良いもん側の動きで主人公達側の攻撃を避ける映画です!ゴキブリを彷彿とさせる壁カサカサ動きとワニのデスロールの動きで空中でたくさんの攻撃を毎回毎回ワンパターンで避ける憎いやつです!終盤に仲間が何人もやられたのを思い出しながら水猿に何度も何度もトドメを刺すシーンは、笑ってしまいました!これが俗に言う、前回のダンダダンの投稿で言った観客と作り手の意図との乖離です。山崎貴監督作品だと何度も都こんぶのように噛めば噛むほど酸っぱい気持ちになれるアレです。しかもスローで今までやられた仲間の死に様を思い出しながら感動の音楽で泣かせたいだろう演出するのでやたらと心が冷え切ってしまう。その時に主人公はその仲間の死に様を見てないシーンまで出てくるから、もうコントにしか見えないんです!これは笑かそうと本当はしてるのかも?と逆に疑ってしまいました。ダウンタウンのごっつええ感じの【京極家の女達】と言うコントを思い出しました。緊張と緩和みたいに受け手の感情コントロールが上手ければ、名作漫画【スラムダンク】の体育館に三井達が乗り込んだ時みたいにこれは〇〇の分とか言って、桜木君が相手の不良を殴る時に恋敵でライバルの流川君の分の時に軽めにビンタしたり、折られたモップの分!!と言って殴るシーンも殴られる不良側がきちんと突っ込むことで、これまでの少年漫画の劣勢状態から優勢に巻き返した主人公側が、やられた味方の分!と言う鉄板の仕返しとして盛り上がるシーンをあえて裏切りシリアスシーンに笑いを持ち込んでいる。このように鉄板のお約束や定型文みたいな物語上のセオリー(定石:じょうせき)があるから裏切ることができる。と色々とツッコミどころはあるものの毎回アメリカ映画ばっかりで食傷気味の方などはたまには中華料理でも…の感じでどうぞぼちぼち僕は楽しめましたよ。勝利の時もキン肉マンのロビンマスク対アトランティスを思い出しました。#水妖ウォーターモンスター#マトリックス#ダンダダン#スラムダンク#ごっつええ感じ