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風ささ
心地良く吹く風を
この指に止まれ と募り
この世の光を集めたい
朗々と歌いたい
偽りのない僕の歌であるか
自分の声に耳を傾ける
星に導かれもして
波の音色を新たな旋律と加え
高らかに心を歌っていたい
8
風ささ
心挫く風景も沢山あった
時折は歯噛みしながら
やり直せない後悔も歌の調べに加え
力づけてくれる風景はそれ以上にあった
銀色の川の瀬は春に流れた
夏空の山の峰に入道雲が湧いた
数珠玉のように光る
優しい人の思いは首に下げ
いつしか念仏のように
繰り返し 繰り返し 歌う
5風ささ
歌はそこにある
誰かに教わったわけではない
歌われたい歌が心に湧いて
哀しくも嬉しくも
歌は僕そのもので
果ての見えない旅路を
歌いながらゆくだろう
すすきも身を倒す
茫々とした風に吹かれ 髪を乱し
風ささ
いつでも途中
中途半端と思い続けて
終わりまで未完の僕なのかな
夕暮れ時には
むせび泣くような
赤い夕日を肩から浴びて
思いもこの身も日々に頼りなく
中途半端では
なくなることを夢みてあがく
3
SUMIRE❁⃘*.ﾟ
おひとり様4本しか買えなかったふぁ･.｡:*･♬*゜
#歌いながら
#GRAVITY飲酒部
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