映画【アシュラ】の感想(その2)週刊少年ジャンプ黄金期を支えた編集者の鳥嶋和彦さん(ドラゴンボールの鳥山明先生を見い出した男)と現在の売れっ子編集者の林士平さん(チェンソーマンの藤本タツキ先生やSPY×FAMILYやダンダダンなどを担当)の対談の音声聞いてたら、鳥嶋和彦さんが藤本タツキさんは僕が編集者ならもう少しマイルドにする的なニュアンスのことを林士平さんに言ってましたが、林さんは林さんでネットでこれだけグロいものが出回っているんだからそれを現代の漫画が昔のような価値観でやってたらおかしい的な話をしてました。多分、僕は未見ですけど藤本タツキ先生の【ファイヤー・パンチ】について語ってました。そこで鳥嶋さんは、藤本タツキ先生は昔で言うところのジョージ秋山先生と同じような危うさがあるみたいに言ってたように思います。なので、今回は危うい漫画家のジョージ秋山先生原作のアニメ映画【アシュラ】この漫画は人肉食の描写があり、掲載当初は全国で問題視されたらしいです。その号の週刊少年マガジンが有害図書指定にされた県も出たりしたらしい。フルCGアニメなので表情筋ガチガチだったり動きが少し硬く感じますけど話の流れとしては悪くなかったです。傑作漫画【寄生獣】にも通じるような人間の持つ原罪。"生きる"ことと"食べる"こと。途中話の流れが怪しかったので、これは手塚治虫先生の火の鳥鳳凰編に近いなと疑ってしまいました。それにしても野沢雅子さん働きすぎ。(その3)へ続く#アシュラ#鳥嶋和彦#林士平#ジョージ秋山#藤本タツキ