生きていれば、苦しいことや辛いことに沢山出会います。楽しいことは足早にさってしまう。そういう意味からすると、人生とは苦しみや悲しみの方が多いのかもしれませんね。何かの悩みに襲われた時には「いずれ、この悩みは切れるだろう。それまで放っておこう」と思うことです。無理やりに苦しみから抜け出そうとするのではなく、抜け出す時をじっと待つ。必ず抜け出すときが来るのだと信じて、ただ自然の成り行きに任せてしまえばいいのです。悲しみも同じです。無理やりに悲しみを封じ込めるのではなく、思いっきり涙を流すのです。涙は永遠に流し続けることは人間にはできません。やがて心が救われる時が来ます。苦しみや悲しみを、そっと心の脇に寄せておく。それが心穏やかに生きるための知恵だというものです。#禅語 #春来草自生 #物事は自ずからやって来る #令和6年能登半島地震 #早急な復興を心から願います