早雲寺は1521年に伊勢宗瑞(北条早雲)の遺言により嫡子北条氏綱により創建されました。1590年の小田原征伐時において豊臣秀吉が一度は本陣としたものの、石垣山城が完成すると早雲寺は焼き払われてしまいました。後北条氏が滅亡したことで一時は荒廃した早雲寺ですが、江戸時代に入ると1627年に菊径宗存により再建されたそうです。本堂左手を回り込むように奥へ進むと1672年に狭山北条家『北条氏治』により建立された北条氏5代の墓があります。尚、初代北条早雲は生前〝北条〟姓を用いず『伊勢新九郎盛時』と名乗っており、このため墓碑には伊勢新九郎長氏と彫られています。また本堂裏にある名庭園は早雲の子『北条幻庵』により整備されたそうで戦国武将好きにはたまらない名前が続々と登場しますね#リピ散歩 #旧街道旅 #東海道 #箱根峠 #早雲寺