歌舞伎座昼の部初日。寺島しのぶが山田洋次演出の「文七元結物語」に出演。良くも悪くも歌舞伎の匂いをなくして分かりやすくした山田洋次の世界。相手役の中村獅童は元々歌舞伎の味が薄い人だから寺島しのぶが浮くことはなかったが、いかんせん声が高い。それと大道具が隈研吾みたいな感じのアレンジでそれも歌舞伎の風味をなくしていた要因の一つ。台詞もかなり分かりやすく変えていた。いい話を見たと思えば思えるが、これを歌舞伎座でやることの意味を考える。芝居の後は帰宅したのだが知人に誘われ6時から銀座に戻り、いつものバーで飲み続け結局2時まで。とても月曜とは思えない。末期的な愚かさ。#歌舞伎#文七元結#山田洋次#寺島しのぶ#中村獅童
