救済に関するコミュニティ投稿【2025】|救済措置,救済弁-Gravity SNS

私の会社では事業の一つとして、虐待児童の救済支援、虐待してしまった親の更生、親子関係の修復に取り組んでいます。
これまで138人の子供に救済支援を行い、今も一人でも多くの子供に手を差し伸べられるように一生懸命活動しています。

11歳の女の子がいます。
両親から酷い虐待を受けていた彼女は、児相に保護されて暮らしていました。

ある日、私宛に一本の電話がかかってきました。
担当者は、
「もう一度、お母さんとだけはもう一度一緒に暮らしたい」
と女の子が懇願しているといい、親子関係の修復についての相談を受けました。

面談を繰り返していくうちに、女の子の心の奥底にある、深い深い闇や、手を伸ばしたくても届かなかった想いを知りました。

私に何ができるのだろうか。
私如きに何ができるのだろうか。
ずっと考えてきました。

母親と面会した時、常に感じていたのは、この母親が心に秘めている娘への愛情の歪み、でした。

娘の想い。
母親の想い。

似て非なる想いは決して重なり合うことはない。
でも、女の子が強く願っている、
〝お母さんとだけはもう一度一緒に暮らしたい〟
という気持ちを無碍にするわけにはいかない。

保護されて、もう一年が経っていました。
両親は保護された一ヶ月後、父親が逃げるように出て行き、その数ヶ月後に離婚が成立していました。
母親はひとり親家庭の支援プログラムによって、住まいと最低限の生活費を得ることができているという。

この母親の元に返していいものか、担当者も確信が持てずにいた。そこで私に相談をしてきた。

状況は決して容易いものではない。
この母親を信用していいのかもわからない。
でも、女の子のためにも信じてあげたい。
心からそう思いました。

私にできることは何か。
寄り添い続けるためにできることは何か。
女の子の安否がわかり、母親の更生状況を把握していくためにできる方法は何か。

10月1日から母親は私のスタッフとして従事します。
女の子は私がよく知っているボランティア団体のフリースクールへ通うことになりました。
二人が幸せに暮らしていることを見届けるために、私にできることを精一杯していきます。

今日、全ての道を整えた記録として、ここに記しておきます。

もっと、もっともっと頑張らないとね、私。

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#諦めなければ必ず叶う
#ちょっとだけいい人ぶってもいいでしょ