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ぎんぺ~

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2025年の114本目は「愛はステロイド」
78点

まさにステロイドを打って筋肉を増強させるが如く…

女性監督ローズ・グラスがレズ・カップルのルー(クリステン・スチュワート)とジャッキー(ケイティ・オブライエン)さらにはルーに思いを寄せるデイジー(アンナ・バリシニコフ)との三角関係など、基本的に女性がメインとなってる作品。
ノワール的な雰囲気もあり、ラブストーリーであり、サイコサスペンスでもあり、筋肉ファンタジーでもあったりもするw

その中で異彩を放つのがエド・ハリス演じるルーの父親である。
銃器密売で儲けた金で町の権力者になってる。自分を追い込もうとした連中はことごとく始末しているという、真っ黒なオッサン。
何と言ってもファーストルックがインパクトありすぎて、思わず吹き出しそうになったよw
ぜひご自分の目で確かめていただきたい。

愛というステロイドの暴走がクライマックスでとんでもない展開を見せますが、そこは賛否ありそう。

ジャッキー役のケイティ・オブライエンは相当なトレーニングを積んであの体を作り上げたんだろう…
クリステン・スチュワートはリアル同性愛者。この役にはピッタリだったね。

ジャンルに捕らわれず、ある程度クリエーターの思うように作品を作らせるA42だからこその1作。

久し振りに邦題が秀逸な作品でございました。

#愛はステロイド #ローズグラス #クリステンスチュワート #ケイティオブライエン #エドハリス
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ろびのわーる

ろびのわーる

『愛はステロイド』

2024年/アメリカ・イギリス/104分
ジャンル:サスペンス・恋愛・クライム
監督:ローズ・グラス
キャスト:クリステン・スチュワート/ケイティ・オブライアン/エド・ハリス/ジェナ・マローン

【あらすじ】
1989年。トレーニングジムで働くルーと、野心を抱きラスベガスを目指すボディービルダーのジャッキーが出会い、恋に落ちる。しかしルーの姉は、町の裏社会を仕切る父や夫からDVを受け続けていた。愛し合うルーとジャッキーは、ルーの家族の闇に巻きこまれていく……。

【見どころ】
① マッチョ。
② クィア。
③ 家族の闇。
④ 復讐劇。
⑤ ジャンルの超越。

【感想】
ルーとジャッキー、女性同士の熱愛。熱すぎて火傷してしまう。

マッチョがちょっと苦手なのを忘れていて、観ているうちに思い出した。
しかも絡みもあったから悪寒のようなものが。「X」の老婆のシーンを思い出した。メインキャストが女性で助かった。これが男性だったら地獄だったかも。

ジャッキーの二面性がドラマを生み出す。
何かに似てると思ったらプロレスだ。普段はいい人なのにリングに上がると悪役になるようなあの不自然な感じ。見た目もほぼプロレスラーだし。

浮ついたルーも良くないけど、ジャッキーの“来るもの拒まず”みたいなスタイルがちょっとイラつく。ルーの苛立ちにも共感。

恋愛の茶番劇から泥沼の復讐劇へ。そしてラストの表現が自由すぎて爆笑。不思議な爽快感があった。

#映画 #映画館 #ラブサスペンス
#愛はステロイド #マッチョ
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まき♂

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#愛はステロイド

ルー(クリステン・ステュワート)と、ボディビルで名をあげることを目指しながら旅をしているジャッキー(ケイティ・オブライエン)が出会い、2人は恋に落ちる。しかし、町の裏社会を仕切るルーの父親をはじめ、ルーの家族が抱える闇に二人は巻き込まれていく…。

邦題が秀逸。愛と依存、薬と毒という事を象徴するような要素がてんこ盛り。そしてその要素を過剰に取り込んでいるからか作品自体も異様に膨れ上がり異形の怪物のような印象を受ける。頭が良いんだろうなと思う。たばこ、薬、筋肉、銃、父、娘、姉、義兄、恋人、どれとも愛と依存で繋がる。こうなんだろうと考えられる事が沢山あるが、それがいかんせん作為的というかまさにステロイドのような人工物感がある。複雑な味は確かにするが果たしてこれは美味しいのか🤔個人的にはもう少し要素を引いて、シンプルな物語にしても良かったのではないかと思う。A24らしいオリジナリティは感じられるちょっと不可思議な作品でした💪
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