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彼方@休眠中
ひろう ことば
#朗読感想会 #彼方朗読劇場
色に意味があると思った
例えば、
【わすれ】にかかる、【ないよ】の透明な水色
いつまでも忘れないと思いつつ実際記憶といのは広い(空の)意識化(という青)の中で溶けゆくもの
緑色は文字色にはない
芽になり他のことばを紡いでいる
【ことば】について考えてみた
そもそもことばとは、
不安定なものかもしれない
意味合いを併せ持ち、
それを発しても時代や心情、
使い方、組み合わせによって変わってくる
私の気持ちはこれ!って伝えたくても、
その言葉も相手の心情や受け入れる要領がその時々で違って、誤って伝えられることも多々
適切なことばがみつからないことだってある
だけどそのことばにはすべて
発した人の想いが宿っている
ばらばらの文字を拾い集めて、それを知り、涙を流すことでちゃんと自分の感情と向き合うことで、育っていくことばの花の姿を捉え、ことばが不明瞭なものではなく、存在として捉えることができた
言葉を心から大切に受け取れたから
姿がなくても歩き出せたのだろう
目にした文字の印象
文字自体を発した人からの想い
夢という場、ことばそのものの不安定さ
ところどころ読みと音楽に歪さを出しているのはその関係値を出そうと思ったから
ことばは自分目線だけでは本当の想いまで辿り着かない
けど、この気持ちを誰かに届けたくて
表すために【ことば】があるのだとしたら……
そんなことを考えながら読ませていただきました
つぐみさん、本当にありがとうございました[照れる]
#GRAVITY朗読部
#朗読
#朗読の星
【きみを】の桃色は温かな思い出ではないだろうか
咲いた花が桃色なのはやはり【きみ】つまり【あなた】とのおもいでなのでしょうね
だとしたらたくさん桃色で溢れて
涙を流せるほどである事実を誇ってほしい

冬陽
彼方@休眠中
内容を軽く紹介
真面目な奉公人の新助
その奉公先の主人の器量良しの娘、お艶
世間的に結ばれることのない二人は雪が降る夜に駆け落ちをするところから始まる
黙読ver.は原作を読んだ時のイメージ
雪の降る江戸の街
冷たく、二人の愛にも無情に降り注がれていく様子
それでいて一つの傘に寄り添いあった二人の手の温度は確かなもの
見える景色や描写がとにかく美しい
まるで物語の外側からの世界観
そこを大切に読ませていただいた
朗読投稿に関しては基本句読点を守るようにしている
作者の呼吸やリズムを感じたいから
声に出したらイメージが変わった
『あの鐘の音がうれしい。まるであたしたちは芝居のようだ』
お艶の一言
声に出すとこれが輝いて見えた
そうだ、この文章は、リアル目線だけじゃない
お艶の目線に立ち返る読みができる
もっとロマンチックに
もっとこの世の中全てが舞台装置のように
全てが絵空事のように
この後の展開は、サスペンス要素がある
全てがおぞましくみえてたはずが、
声に出せば途端にフィクション
谷崎先生、あなた人を殺したことないですね
文章からの美しい描写と、
不思議と谷崎の書いてるときの楽しげなリズムが見えてくる
あまりに大袈裟にやりすぎないよう少し抑えて読んだのが、二つ目の投稿
この読みで最後まで読むと、
これまで同じ地点にいたはずなのに、
ゆっくりセピア色の映像に代わり、
映写機にクローズアップ、フィルムが巻き戻り、また最初にループするイメージ
お艶は、自分の人生を謳歌した
好きに生きた
何度だって同じように彼女は好きに生きるだろう
一方新助はどうしても現実を生きている
生々しい感覚は消えることはない
それでも彼は、ずっと信じて、
愛しきった
外野からみれば、悲劇だ、悲惨だ、と見える
けど、本人たちにしてみれば後悔も何もないのかもしれない
黙読時はなんとも言えないラストを迎えたが、
声に出して読んでみたことで
これは舞台の上のお艶の物語なんだと悟った
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雨降る夜の向こう
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