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読書しました。
平安京の下級官人
倉本一宏 著
講談社現代新書
著者が9世紀末の『宇多天皇御記』から11世紀中葉の『春記』までの全ての古記録を読み込んで、総花的に様々な事件などのエピソードをまとめた内容となっています。
摂関政治の時代は、暴力的な事件、放火、強盗などが、たくさんあり、疫病も繰り返し繰り返し流行して、本当に大変な時代であったというのが分かります。
上級貴族の屋敷や内裏にも放火やら窃盗やら乱入やらがあり、無法地帯に近い状態であったことが伺えます。
下級役人は怠惰な一方で、51年間にわたって摂関を歴任した藤原頼通は裁決を放棄することが度々。
統治は機能不全に陥っていたのかもしれません。
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