読後感】実際にあった事件をモチーフにしたストーリーがものすごく心理的に恐ろしい。恐怖支配で人はここまで盲目的になってしまうなんて。平々凡々と生きていると想像もできないけれど本の中にある”こちら側”と”あちら側”の隔たりはなんとなく世の中にあると言うのは分かる。私は今、どちら側にいるのか。できれば日の当たる側に居たいと思うしなるべくなら反対側とは接触しない人生を送りたい。だから日頃から無意識に気を付けている。足を踏み外すのは簡単で梯子を外される事だってある。だからできるだけ距離を保ち安全圏から出ないように。モチーフとなったニュースは知っていた。けれど自分とは結び付かない事として俯瞰していたけれど改めてこの本を読んでみてなぜかなんとも言えない危険な香りに憧れた若気の至りを少しだけ思い出して、当時の自分にゾッとした。私は今でも冒険が好きだし、好奇心もある。けれどやっぱり安全圏から逸脱はしたくない。安全圏がどこまでかは分からないし知りたいとも思わないけれど、私の冒険や好奇心は安全圏でも充分に満たされるからこれからも知識と教養を培い、理性をもち、常識的な人と出会い、品行方正を目指し失敗してもリカバリーできる範囲に居たい。こころからそう思う。本好きのフォロワーさんも最近読まれていて、私も積ん読からチョイス。読み応え抜群、後足の悪さ満点(笑)族 #葉真中顕 #尼崎連続変死事件 #本が好きな人と繋がりたい#読書好き