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Yachi
スマホの情報と違い、ほとんど溶けていた。
かなり落胆しつつ、千躰地蔵が並ぶ本堂へ続く坂を15分ほど上がる。
仁王門をくぐると,本堂、鐘楼、三重塔が見えた。
ぜひ、雪の中の景色を見たかった。檜皮の反りが堂々とした重厚感のある本堂は、間違いなく白景色の中で存在感を顕すだろう。
彩色がなくなって木の素地となった三重塔も映えるに違いない。
見渡せば紅葉の木がたくさん。紅葉の頃は圧巻の景色となるのだろう。
庭園もなかなかのものだった。
山肌に滝を表現した幾つもの大岩は豪快で目を引く。また、皐月の刈り込みは空間的な広がりを与えている。
それらにまだ残る雪が色の変化をもたらし、雰囲気のある景観を作っている。
この時期の花といえば山茶花だが、寒緋桜が控えめに彩りを添えている。
さらに、複数回に渡り造園された池が奥行きのある構図を作り、それぞれの季節への期待を膨らませる。
春、新緑、紅葉、そして雪景色。
どの季節に来ても違った趣きを楽しめる庭はそれほど多くない。
足を運べば、その時々の印象的な景観を楽しむことができるだろう。
2025/1/13
#滋賀 #寺 #雰囲気 #GRAVITY日記 #寺好きな人と繋がりたい










Yachi
ほとんどの人は清水寺の行き帰りで、ほとんど見向きもしない。その道沿いに日體寺がある。
戸を開けて声をかけると、どうぞご自由に、と。
本堂を入って奥に、目指す妙見大菩薩があった。
像高は30センチもない。作りは精緻で、彩色も程よく残っている。
いかめしい玄武に乗った菩薩像だが、顔つきは童子のそれで、ハリが違う。それに剣を持つ右手も、蛇を握る左手もなんだか若々しい。
半跏像なのだけど、左足は前に投げ出されている。足の裏が正面を向いているのだ。
聞けばとても古い像であるとのことだが、なぜそのポーズなのかはわからないと言う。
南南東を守る妙見さん、とってもやんちゃぽい。
あ、財運 なで巳様もなでまわしましたよ、もちろん。
2025/2/2
#仏像 #京都 #仏像好きな人と繋がりたい #寺好きな人と繋がりたい






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