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ろびのわーる
2025年/オーストリア/86分
ジャンル:ブラックコメディ
監督:デュオ、ダニエル・へースル/ユリア・ニーマン
キャスト:オリヴィア・ゴシュラー/ウルシーナ・ラルデ/ローレンス・ルップ/マルクス・シュラインツァー
【あらすじ】
起業家として億万長者に成り上がったマイナート家は、幸せに満ちた生活を送っていた。家族思いの家長アモンは趣味の狩りに情熱を注いでいたが、彼の標的は動物ではなく人間だった……。
【見どころ】
① 無差別な人狩り。
② 捕まらない容疑者。
③ 警察やマスコミの対応。
④ 笑えないブラックコメディ。
⑤ スタイリッシュな演出。
⑥ 資本主義や現代社会への皮肉。
【感想】
貴族が嗜む狩猟のごとく、街の権力者が優雅に人を狩ってゆく。森で、公園で、住宅街で…次々と犠牲者が出る。ちゃんと捜査すれば犯人もすぐ捕まるはずなのに一向に捕まらない…
表面的な部分だけを観ても残酷で胸糞悪いだけ。でも資本主義や現代社会を皮肉っているのがわかって観ると途端に味わいが深くなる。資本主義国に住む我々も例外ではないのだ。
コメディなのに笑えない。むしろゾッとする寓話。風刺やブラックコメディが好きな方はぜひ。
#映画 #映画館 #ブラックコメディ
#我来たり我見たり我勝利せり #寓話


ろびのわーる
人生に絶望する二人の旅人がいた
希望を持つことの素晴らしさを理解させるため
片方にはこの世で最も輝かしい希望を見せた
旅人は感激し希望を取り戻した
そしてもう片方には
この世で最もおぞましい絶望を見せた
すると旅人は自分の絶望の小ささを知り
まだ希望が残されていることに気づいた
#やり方を変えても同じところに収束する
#この世界はそういう風にできている
#寓話 #哲学
伊田よしのり
#飯降山 #昔話 #寓話
にんげんっていいな

ろびのわーる
渓谷で外の世界と隔絶されたイタリアの小さな村。村人たちは小作人として、領主に搾取されながら貧しい生活を送っていた。働き者の村民ラザロは、ある日、領主の息子が引き起こした騒動に巻き込まれることに…。
1980年代初頭にイタリアで実際にあった詐欺事件と、聖書に登場するラザロの逸話をモチーフにした物語。
たまたま年末にキリスト関連の映画を観てたおかげで、タイトルからラザロのエピソードがすぐに思い浮かんだ。
言われたことを何でも快く引き受けてしまうラザロ。そのお人好しっぷりに心が洗われるような感覚になる。でもそんなので生きて行けるのかと逆に心配にもなってくる。
「悪い子バビー」と似てるかも。ラザロもバビーも純粋で世間知らずだし、囚われていた場所から街へ放たれるという展開も一緒。結末こそ違うけれど、彼らに降りかかる出来事には多くのことを考えさせられる。
ラザロは“良い子”かもしれないけど、決して見習いたいとは思わない。いや、むしろ真似できない。
聖人のような魂と無尽蔵の体力、その両方があってこそ成せる業なのかもしれない。
タイトルの幸福とは何か。それはこの物語をどう見るかによる。それは人によっても違ってくるし、観るときの心理状態でも変わってくる。
考察を楽しむ作品。他の人の感想も聞きたくなる。また何年か経ったら観てみようかな。
#映画 #UNEXT #寓話
#幸福なラザロ

ほたる
『ぷぷとびび』 Part4 (last part)
#寓話 #小説 #創作




ほたる
『ぷぷとびび』 Part3
#寓話 #小説 #創作




ほたる
『ぷぷとびび』 Part2
#寓話 #小説 #創作




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ほたる
『ぷぷとびび』 Part1
#寓話 #小説 #創作





たく.
優しい王さま
王さまが愚者を呼び出しました
なんでしょうおうさま
お前は愚かだから思った通り答えておくれ
わしは悪い魔法使いを倒して要らない人を消す魔法を手に入れた
さすがおうさますごいです
だから今から国を良くする為に使おうと思う
さすがおうさますごいです
敵国は戦争ばかりしているから消してしまおう
でもおうさま てきこくのすべてがだめではないでしょ?
なら我が国の年寄りを消してしまえば新しい国に
でもおうさま わかものはとしをとるからかわらないのでは?
わしは妃が好きだか、あやつ大臣と浮気をしているみたいだから
でもおうさま きさきさまはみんなにびょうどうにやさしく
だいじんさまはかしこく、くにをよくしてますよ
有難う愚者、誰を消すのが一番良いか解ったよ
次の朝、誰かが消えた
国は変わらず栄え、隣国は変わらずどんぱち
きおくも消えたから、だれが消えてもわからないよ
優しいおうさま
#寓話 #独り言
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