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リピート💫
何度も訪れている鶴岡八幡宮は混むのが分かっているので避けました。代わりに訪れたのは、リピの大好きな室町時代の遺構が残る鎌倉五山第三位の寿福寺(付近)です
扇谷上杉家邸跡、太田道灌邸跡、ついでに北条政子・源実朝・高浜虚子の墓 etc‥
ただし周りに誰もいなくて少し怖かった🥺
#リピ散歩 #鎌倉街道 #大人の休日 #室町時代 #鎌倉時代









アメジスト
読書しました。
天皇の歴史④
天皇と中世の武家
河内祥輔
新田一郎 著
講談社学術文庫
皇統の連続を司る役目を負っていた摂関家が保元の乱で壊滅したので、皇統の安定性の回復を司る主体が武家に移るきっかけとなったという説は興味深かったです。
平治の乱が後白河・二条の親子対決という説は他の著者の著作でも読んだことがありますが、承久の乱が、鎌倉方の文官が京攻めを主張したのは、後鳥羽の同母兄である守貞親王のほうが本来であれば皇統を継ぐ存在だと思っていたから、後鳥羽を攻めることに恐怖感がなかったという解釈は初めて読んだので新鮮でした。
後醍醐の悲願は自分の皇統の確立であって、最初から鎌倉幕府打倒ありきではなかったというのは目からウロコでした。
鎌倉幕府が両統迭立状態を解決していれば、突然の倒幕もなかったのかもしれませんね。
p278以降の伏見宮家の成立についての解説はとても興味深かったです。
崇光流は皇統を継ぐことを禁止されたかわりに、世襲親王家としての伏見宮家となり、王家の所領や持明院統累世の家記典籍を預かる家臣としての役割を与えられたそうです。
第四章では、戦国時代に入って、公家の文化が武士や民衆に広まったことで、京都や古典を鑑とする近代にまで伝わるいわゆる和風の文化世界がはじめて全国に広がったというのが、戦国時代の画期であることが述べられていて興味深いです。
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