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読書記録です。
キェルケゴール
-生の苦悩に向き合う哲学
鈴木祐丞 著
ちくま新書
キェルケゴールの生涯をおっていくことで、キェルケゴールの思想や彼が何をやろうとしていたのかの全体像を示すことを狙いとした内容となっています。
p18で、キェルケゴールという人がどのように生きようとしたのかが、簡潔に述べられています。
キェルケゴールは、基本的に神に仕えるスパイとして、キリスト教界にキリスト教を再導入するという任務を遂行した。ここに彼のアイデンティティがあった。そしてその彼が、ゆえあってときに著作を執筆し刊行したのであり、またゆえあって市井の人々や、体制派キリスト教とも対立する羽目になったのである。
キェルケゴールは実存哲学の創始者と言われていますが、厳格な宗教教育を施され、懺悔者として生きることをアイデンティティとしたキェルケゴールにとって「実存」とは、罪と救いのはざまを生きることだったそうです。
42年という短い生涯をかけて、キリスト教と向かい続けた哲学者であるということが、わかりました。
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読書術研究家
E.レヴィナス
「存在者」と「存在」との関係は、独立した二つの項の結びつきではない。「存在者」はすでに存在と契約しているのであって、それだけ切り離すことができないのだ。
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読書術研究家
ジャン=ポール・サルトル作
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アホ
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