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ろびのわーる
2025年/アメリカ・イギリス/120分
ジャンル:ミステリー/ドラマ
監督:エドワード・ベルガー
【あらすじ】
カトリック教会の最高指導者、ローマ教皇が逝去する。悲しむ間もなく、ローレンス枢機卿は次期教皇を決める選挙を仕切ることになる。その候補者となる枢機卿たちが世界各国から集まり、極秘投票が始まるが……。
【見どころ】
① ローレンスの行動。
② 枢機卿たちの思惑。
③ 教皇の隠しごと。
④ 有力候補者たちの攻防。
⑤ まさかの結末。
【感想】
いろんな思惑が渦巻く選挙。問題が次々と降りかかる。
誰が選ばれるのか予想していても先が全く読めない展開。ローレンスにとっては試練のよう。立場的にもちょっと気の毒になる。
理解はできるけど、この結末はずるい。こんなの読めないでしょ。
でも神様はちゃんと見ていたんだろうね。
#映画 #映画館 #宗教映画
#教皇選挙 #ミステリー


ろびのわーる
2017年/アメリカ/123分
ジャンル:宗教/ヒューマンドラマ/青春
監督:マーガレット・ベッツ
キャスト:マーガレット・クアリー/メリッサ・レオ
【あらすじ】
1960年初頭のアメリカ。カトリック系の学校で神に恋をしたキャスリーンは17歳で修道院に入ることに。そこでは修道院長マザー・クレアの厳しい指導により、シスターを志す少女たちが修練を重ねていた。しかし彼女たちはカトリック教会を揺るがす事件が迫っていることを知らずにいた……。
【見どころ】
① シスターになることの意味。
② 修道院のルールと罰則。
③ キャスリーンの葛藤。
④ 修道院長の厳しさ。
⑤ カトリックの変革。
【感想】
信仰とは何かを考えさせられる。
シスターは神の花嫁。相手が神なのでシスターは完璧な花嫁でいることを求められる。それを実現させる唯一の手段は、決められた規則を全て守り続けること。もし破れば信頼を失うだけでなく、厳しい罰則が待っている。
そもそもその規則や罰則は誰が考えたものなのか。それは神に成り変わった権力者たちが自分の都合で決めてきたこと。修道院長のクレアはまさにその象徴的な存在だった。
後半にカトリックの改革があり、熱心なシスターたちが動揺する様子がシニカルだった。働き方改革を受け入れられないブラック企業の社畜どもを思い出した。
正しさとは誰かが決めたルールに従うことではなく、常に何が正しいのかを考えることなんだと再確認できた。
#映画 #アマプラ #宗教映画
#クローズドガーデン #マーガレットクアリー


ろびのわーる
2013年/ベルギー/152分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:クリスティアン・ムンジウ
キャスト:コスミナ・ストラタン/クリスティーナ・フルトゥル/ヴァレリウ・アンドリウツァ/ダナ・タパラガ
【あらすじ】
ドイツで暮らしていたアリーナは、ルーマニアへと戻り、親友のヴォイキツァと再会を果たす。そのままアリーナは、ヴォイキツァが生活する修道院に一時的に身を寄せることに。彼女はヴォイキツァと一緒にドイツで暮らすことを願っていたが...…。
【見どころ】
① 実話を元にした作品。
② 2人の関係性の変化。
③ 信仰と常識のズレ。
④ 集団心理の暴走。
⑤ アリーナの行動。
【感想】
ルーマニアの修道院で実際に起きた事件を基にした作品。今までにこんな事件はたくさんあったのだろう。
キリスト教の聖書って2000年くらい前のものだから、現代の常識と合わない部分が必ずある。
特に儀式とかはキリストが指導したわけじゃないだろうし、間違っていることもたくさんあるはず。
間違いに気づいたら訂正すればいいだけなのに、それができないのが宗教団体。教祖がいれば変更も可能かもしれないけど、キリストはもう居ない。
修道院の厳しいルールに馴染めないアリーナが反発してしまう。もがけばもがくほどルールからはみ出してゆくのが皮肉だった。
集団のルールや迷信って恐ろしい。外部と隔たれた場所では特に。
#映画 #UNEXT #宗教映画
#汚れなき祈り #実話


ろびのわーる
ヒマラヤ山麓にある尼僧院に赴任することを命じられたクローダは、4人のシスターと共に現地にたどり着く。シスターたちは村で唯一のイギリス人ディーンを頼りに布教活動の準備を進めるが、慣れない環境によって次第に心のバランスを崩してゆく…
国も人種も言葉も異なる土地。しかも土着の宗教が生活に染み付いている。そんな農村で新入り外国人が新たにキリスト教を布教させるという、かなりハードルの高いミッション。
前半は想定外に振り回され、後半はトラブルが続発。
とにかくディーンの諦めスタイルがめちゃくちゃむかつく。頼られないのも当然…だけど頼らない方も悪いのか。
クローダは厳格すぎるし、同行した他のシスターもちょっと頼りないから、1人だけ孤立しているように見えてしまう。
そしてクローダを演じたデボラ・カーの美しさが孤高な存在感をより際立たせる。
風土や文化に合わない宗教が定着しないのは当然。キリスト教だと日本の神仏習合みたいなことはできないから、少なくとも聖書は現地の言葉に訳さないとね。
#映画 #UNEXT #宗教映画
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