人気
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部

なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
「その鳥の鳴き声初めて聞いた」
って言い出した
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
#宇宙匂わせ部
なな🪳ྀི
夏の宵、ボクはキミのことを考える。
そう、あれはたしか7年前のことだ。あの夏、ボクはキミに夢中だった。
初めて出会った日。キミの綺麗な瞳に、キミのすらっと細い手足に、そしてキミの艶やかな頭に、ボクは目を奪われた。
気がつけばボクはいつもキミを探していたんだ。
キミを見つける度、ボクの鼓動は高鳴った。キミ以外の全てがどうでもよくなって、何も考えられなくなった。
そして運命の日は訪れた。忘れもしない。ジリジリと蝉が鳴く、暑い日だった。
徐にボクの前に現れたキミに、驚きつつも言ったんだ。どこにも行かないで。って。
どうすればよかったのか、今でもわからない。これがキミの回答か、それとも陽炎が見せた幻か。脳裏に過る災厄と、眼前の事象が重なって、運命は残酷な現実を突きつける。
スプレーと丸めた新聞紙を持って戻った時、既にキミの姿はそこになかった。
それからだ。夏になるとキミのことばかり考えてしまうようになったのは。
今宵もまたキミを想う。これが恋なのか。
ねえ、キミは今どこで、何をしているの?
#宇宙匂わせ部
もっとみる 
新着
関連検索ワード
