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しろ𓀫𓀠𓀤

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「一生暮らしていけるお金があるわけでも
 ないのに
 そんなことは上手くいくはずがないと
 誰もが言ったけど
 わたしはもう誰かの無責任な言葉に
 自分の人生を決められるのは
 こりごりだったから
 誰になんて言われても
 自分のことは自分で決めていくし
 どんなことが起こっても
 全責任を負う覚悟を決めた 」


#わたしが幸せになるまで
#吉川ひなの
#好きな一節
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#好きな一節
『寝ながら学べる構造主義』内田樹

知性がみずからに課すいちばん大切な仕事は、実は、「答えを出すこと」ではなく、「重要な問いの下にアンダーラインを引くこと」なのです。
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#好きな一節
『現代語裏辞典』筒井康隆

ちこく【遅刻】大物ぶりをアピールする技。
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#好きな一節
『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子

 その時不意に、どこかで猫の鳴いている気配がした。お邪魔してすみません、とでも言いたげな控えめな鳴き声だった。
「あっ」
 ベッド脇にある、こぢんまりとした正方形のテーブルの下に猫が丸まっているのを見つけ、少年は思わず声を上げた。
「撫でてもいい?」
「ああ、構わんよ、名前はポーンだ」
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#好きな一節
『檸檬』梶井基次郎

背を焼くような借金
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#好きな一節
『現代語裏辞典』筒井康隆

どくしょ【読書】「へええ。本なんか読むの」     
        と言われる時代がくる。
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#好きな一節
『トカトントン』太宰治

 拝復。気取った苦悩ですね。僕は、あまり同情してはいないんですよ。十指の指差すところ、十目の見るところの、いかなる弁明も成立しない醜態を、君はまだ避けているようですね。真の思想は、叡智よりも勇気を必要とするものです。マタイ十章、二八、「身を殺して霊魂を殺し得ぬ者どもを懼(おそ)るな、身と霊魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ」この場合の「懼る」は、「畏敬」の意にちかいようです。このイエスの言に、霹靂を感ずる事が出来たら、君の幻聴は止む筈です。不尽。
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#好きな一節
『白痴』坂口安吾

けれども最大の人物は伊沢の隣人であった。
この隣人は気違いだった。
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#好きな一節
『現代語裏辞典』筒井康隆

なおきしょう【直木賞】直木三十五なんて、   
           誰か読んだ?
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#好きな一節
『告白』町田康

 人間というものは不思議なもので大事に慈しんで育ててればよいかというと必ずしもそうではなく、「かしこいな。かしこいな」とちやほやすると、あほのくせに自分はかしこいと思い込む自信満々のあほとなって世間に迷惑を及ぼす。
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#好きな一節
『無愁天使』角田光代

 彼は白い腕を軽くハンドルに載せ、始終面白くなさそうにしていた。しかし何か聞けば答えてくれ、特別怒っているふうではなかったので、そういう人なんだろうと思った。つまり、実際すべて面白くないのだと。
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#好きな一節
『あこがれ』川上未映子

「なによ、ユーフラさんって」
「ヘガティー知らないの、チグリスのお姉ちゃん。ユーフラテスさん」
「なにそれ」わたしは眉をひそめて聞きかえした。
「まさか、チグリスユーフラテスは関係ないよね?」
「もちろんそうだよ」麦くんは声をひそめて言った。
「男のあいだではチグリスのお姉ちゃんがすごくかわいいって話になってて、みんなユーフラさんって呼んでいて」
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#好きな一節
改訂新版『共同幻想論』吉本隆明 角川文庫版のための序 より

 この本のなかに、わたし個人のひそかな嗜好が含まれてないことはないだろう。子供のころ深夜にたまたまひとりだけ眼がさめたおり、冬の木枯の音にききいった恐怖。遠くの街へ遊びに出かけ、迷い込んで帰れなかったときの心細さ。手の平をながめながら感じた運命の予感の暗さといったものが、対象を扱う手さばきのなかに潜んでいるかもしれない。その意味ではこの本は子供たちが感受する異空間の世界についての大人の論理の書であるかもしれない。

 昭和五十六年十月二十五日
                 著者
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#好きな一節
『死霊 Ⅰ』埴谷雄高(講談社文芸文庫版)

p.158
彼が索める孤独感は-若しそうした感覚があり得るとすれば、無限の寂寥感に他ならなかったのである。

p.159
行きつく果ては、針の先で突いたような漏斗の尖端、目にもとまらぬような一点なのであった。その尖端に辿りついた自身を想定するとき、彼は何時も目に見えぬ微風に揺られ動いているような無限の寂寥感を覚えた。

p.160
 少年の頃、彼は森の境で一人遊んでいるときなどに、不意と怯えた。ひっそりと静まった森の何処かからかすかな地響きが起ってくるような気がするのである。或いは、何らの障害物もなく寂莫たる周囲から不意に湧きおこってくる。それは駆りたてるような気配であった。如何に泣き喚いて駆け出そうとも、そこからの逃亡は不可能だと思われるような気配であった。
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