大阪城の巨石と桜の共演は 存在の二面性を如実に物語っている 花崗岩の堅牢さと花弁の脆弱さ 永遠を志向する人間の意思と自然の循環 この相反する要素が調和する空間で 私は一枚の落花を拾い上げた 指先に乗ったその花は 重力に逆らわずに落下したというより 自らの意思でこのタイミングを 選んだように思えた 植物学者なら笑うだろうが この一輪には 「見てくれ」 という意思が宿っている 城壁に刻まれた銃弾の痕が 「記憶せよ」 と訴えるように この花は 「今この瞬間を感じよ」 と囁いている 歴史の重みと春の儚さが 交差するこの場所で 私たちは過去からの メッセージを受け取るアンテナになる 拾った花はやがて枯れるが その行為自体が 消滅するものへの愛惜という 人間の普遍的感情を具現化している 大阪城の桜は 美しさの奥に深い問いを 潜ませて落ちてくるのだ おやすみなさい🍀#今日の1枚#大阪城公園の桜#グラちゃん族になろう