自分を許さない「大丈夫」それは小さな盾であり目の奥に隠された静かな叫び胸の奥でこだまする、声にならない「大丈夫」強がりの「大丈夫」大丈夫、って言うけどほんとは声が震えていて涙は隠せない「大丈夫」孤独を噛み締める「大丈夫」本当の痛みをまだ誰にも見せられないから「大丈夫」、で自分を守る諦めの「大丈夫」大丈夫、もういいやと呟く声は風に消えゆく枯れ葉のように軽くて夢の残骸をそっと埋める「大丈夫」ごまかしの「大丈夫」笑顔の裏でひそかに揺れる心誰にも見せぬための薄氷の橋「大丈夫」、そう言って渡り続ける無関心の「大丈夫」どうでもいいよ、と冷たく遮る声心の窓を閉じたままのシルエット「大丈夫」、そう言いながらも遠ざかる覚悟の「大丈夫」震える手を握りしめて立つ影嵐を受け入れ、向かう強き心「大丈夫」、それが今の私の合言葉#大丈夫の色#さようならへの対詩 @としゆき さんへ#ことばりうむの星