一時期、原生林という言葉が独り歩きしていて、原生的な自然でなくとも自然林全般に原生林という誤った説明をしていることが散見されました。森を見たいという欲求はかなり独特な感覚だと思います。森に何を期待しているのか、何に引き寄せられるのか、とても興味深く感じます。今年は春先に遊覧船の事故がありましたが、自然を観光資源とすることがいけないことではありません。ただ、ネイチャーツーリズム、エコツーリズムがどうあるべきかは、観光に付随して営まれるすべての事業者が、永続的な観光資源の維持と観光事業の発展という課題に向き合い努めなければなりません。人の価値観の連続した変化の中では、正解にたどり着くことはできないでしょう。矛盾した言葉ですが、「常に過渡期」であると認識し、経験を積み重ねていただきたいと思います。#年末に相応しくない投稿 #大して面白くない投稿