#詩 #夕暮れの香り1まだ残る乾いた葉がカサカサと鳴って一日の終わりを告げた抱かれた子供は柿の実を指さしたその実も夕日のように熟れていた指先の向こうには一番星がいたその上には薄っぺらな月がうす紫の空に笑みを浮かべる