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読書しました。
神なき時代の「終末論」
現代文明の深層にあるもの
佐伯啓思 著
PHP新書
本書のテーマは想像以上に難問です。
グローバル資本主義がいたるところで問題を引き起こしていること、それを乗り越えるには成長主義を修正しなくてはいけないこと、それを問題提起として、西欧、米国、ロシアの文明の根底には旧約聖書の世界観、世界は終末へ向かっているという世界観があることを考察しています。
一神教からくる、自分たちの理想をどこまでも追求するという理念があちらこちらでぶつかり合っているというのが、今の世界なのかもしれませんね。
世界中の皆さん、ほどほどで足るを知る、落としどころをどう見つけるか
それが世界政治のテーマといえそうです。
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ゆうのすけ・A
先日松本城に行った時に、城内の植栽でマツが面白い仕立てになってるなぁって、飽きずに眺めてたら、植木の手入れをしてる姿が目に入った。
マツの木に取り付いてる二人と木の下に一人いてしゃべってるんだけど、何しゃべってるのか聞き取れない。仕事ぶりをみせてもらおうと近づいて見上げたら、方言でも植木屋の隠語の類でもなく三人とも東南アジア系の顔をしてて、母国語でしゃべってた。
へぇ、辺りに親方とからしき人もいないし、三人でこの木を任されてるんだと感心。
地下足袋、木鋏のジャパニーズスタイルでスルスル木を上り下りしてる。
国宝松本城の公園の植栽もいろんな国の人たちに手を貸してもらわないとキレイに保てないだなぁ。地方に若者がいなくなって、いてもきつい危険な仕事はやりたがらないかとも思う。
足場屋さんもだいたい外国の人連れてて、めっちゃ怒られてるのを現場でよく見る。
よく問題になってる外国人の技能実習生とかも、ほんとに来てもらわないと回らない職種がいっぱいあるんだろうな。
受け入れる側がちゃんと体制を整えて、きちんとした待遇で迎えるようにしないと、日本を選んでもらえなくなる日がくるね。
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