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『告り魔の矜持』


俺は俗に言う告り魔である。
正確には、「意識高い系変態告り魔」である。

ちなみに、マッパの如来専用仕様なので、他の女性の方々は安心して下さい。
ちゃんとアレは履いてます。

しかし、最近あった唐突な大地震の影響で――いや、正確には余震はちょいちょいあったのだが、思いの他にデカいのが急にきたせいで、俺の告り魔としての立場はグラグラと揺らいでしまっている。

「これはマズい……」
俺は直感した。

いつの日だったか、如来は俺に
「『MAPPAの体当たり告り魔』があなたを振り切ってまうやろな」
とほざいていた。

正直、その時の俺は如来のことを鼻で笑っていた。

「ほう……出来るもんならやってみるんだな」
と、そんな感じでスマートに挑発を流していたのである。

だが、俺のそんな余裕な態度が勘に触ったのか、如来は攻めてきたのである――嬉々として!
それはもう怒涛の勢いで、俺は何度も悶絶させられたものである。

まっぱ如来の「まかせんしゃい!」の前では、俺の告り魔の称号など霞んでみえた。

「あ……ヤバい、これはマジでヤバい……」
俺は、ニヤけているのか引き攣っているのか分からなかったが、自身の告り魔としての矜持が崩壊し始める音が聞こえた気がした。

「俺は、元祖やぞ?
告り魔の原点にして頂点やぞ?
いくら相手が伝説のあの如来だとしても、こんな簡単に負けを認めていいハズがない!」

そう、自身のフンドシを締め直した翌朝のことだった……

俺は、最初は皮肉混じりの言葉で返した。
応えは決まっていたが、一応なんとなくだ。

名前はない。
まぁ、そゆのも悪くはないだろう。

何が起こるか、どうなるかなんて先のことは誰にも分からないのだから。

あの如来が、笑っててくれるのならそれでいい。
最初から、ただそれだけだった。

―――これからもドンドンいくよ♪

「おっふ……」
俺はまだ負けたつもりはない。

ここからが、本番やろ!!

俺こそが、「真の告り魔」である。

ところでさ――

大好きやで♪
……駄目だ。勝てる気がしない(笑)
いや、最初から負けてるか。

そして、最近は相手をよりドキドキさせた方が勝ちというゲームが始まった?らしい。
でも――

お互いが「負けでいい」とか抜かすせいで、結局ただの告り合いになってしまった。
これはもしかしたら、もう「告り魔の矜持」の先にある物語が始まってるのかもしれない。

んー、えっとね

めっちゃ好きやで……いや、


愛してる


#告り魔の矜持
#愛詞
#青い鳥
#青い栞
#今度はちゃんと変な意味やで
@あお🫧
愛の余韻(こえ)~ことばに満ちる宙(そら)~
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