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ヴィール
「大江戸戯鵺留(ぎゃる)物語」
「お幸は昔は都合が良かったのに…。」朝之助は思わずポロリと口を滑らした松吉は煙草をまたじゅっと朝之助の顔に押し付けた
「朝之助さんよ大事な人を泣かせた罰だよ。」
「お前さんたちホントに陰間かい!」
「ヤクザみたいに殺しはしないから安心しな。」二人は声を揃えて倉を出た
「なに弱ってるんだい。」やり手ばばあは優しく肩を叩いた
「ありがとうばあさん。」お幸はため息ついて座り込んでいると「おーい!」と声が聞こえてきまして外に出ると松吉は済ました顔で煙草を吸っていたが平八は笑顔で手を振る
「やけに嬉しそうだね」
「朝之助を懲らしめたんだよ。」
「悪いね。」お幸は笑顔で言った
「あの男はしばらくは懲りてるよ。」
「良くやったね!」やり手ばばあは二人の頭を撫でた
「お幸元気だしなよ。」
「ありがとうね。」お幸はフフッと笑った
「寿司食べに行こ。」平八はぐっと腕を引いた
「はいはい。」お幸は嬉しそうに言った
「 へい いらっしゃい。 」
「アナゴ二貫」大将は握って皿にのせた
次は平八が「マグロ三貫。」松吉が
「いかとたこ二貫づつ。」大将が三人に神妙な顔で「本で読んだだけどよマグロが高くなるらしいんだよ。」今は高価なマグロですが
この時代はマグロは低価格で食べられた
「大将ホントかい。」お幸は驚いた
「マグロが高価ねぇ。」松吉はお茶を飲みだから言った
「ご馳走さん。」三人は小銭を置いて解散した
「助けくれー!」朝之助は倉の中で叫んだが誰も来なかった
「お幸元気かい?」
「いらっしゃい!」お幸は朝之助のことなど忘れ接待をしたやり手ばばあは安心した顔した
六話は明日投稿するね




ヴィール
「大江戸戯鵺留(ぎゃる)物語」
漁師の惣兵衛が仕事をしておりましたらなにやら不穏な雰囲気を漂わせてる女性が来まして
「あんた!お幸ちゃんに強姦したらしいじよゃないか!」なんと惣兵衛の女房だった
「ちげぇんだ!」惣兵衛は聞き苦しい言い訳をしたその頃お幸はぼーとしていた
「平八だろ。」やり手ばばあが冷やかした
「ばあさんには敵わないねぇ。」
「風の噂だけど惣兵衛が女房に怒られたらいよ。」
「バチが当たったのさ。」お幸が部屋に戻ろうとしたら「御免ください。」と男性の声が聞こえた
「お幸出番だよ。」やり手ばばあがちょいちょいと手招きした
「お前さんもう大丈夫かい?」
「大丈夫だよ。」お幸は言葉がたじろんだ
「あんたたち楽しんでおいで!」やり手ばばあは二人を寝床に押し入れて襖を閉めた二人は座り込こんだ
「あんたも大丈夫なんかい。」
「うん。」平八も言葉がたじろむお幸ははらりと着物を脱いで胸を見せた向こうもプロですからするりと着物をずらして肩を出した
「平八の腕前を見せておくれ。」
「お幸の腕前を見せておくれ。」プロ同士の交じり合いは艶っぽく美しいものだった
「あんたと関わると浄化されるんだ。」
「ありがとう。」平八ははにかんだ。
お幸は平八を店の外までおくると見覚えがある男の姿があった四話は明日投稿する(笑)




ヴィール
「大江戸戯鵺留(ぎゃる)物語」
此処は渋谷お幸という女性がおりまして
平八がやってきてはぁとため息をついた
「なんだいしけた面してさ。」
「お代官さまが来てね…。」
「良かったじゃないか。」お幸は喜んだ
「荒くてねぇ。」
「それは大変だったねぇ」
「お幸はどうだい」
「漁師の惣兵衛いるだろかなり飲んべえ大変だったんだよ。」
お幸は愚痴をこぼした
「お前さんも大変だね。」
「ずっとかみさんの悪口言ってよ。」
平八は笑って労った。
「頑張んな。」
「あんたもね。」
お互い労いあった。
続きはまた後で投稿する(笑)


ヴィール
「大江戸戯鵺留(ぎゃる)物語」
お幸は昨日のことなどパーと忘れるかのように
ルンルンと渋谷を歩いてましたら、
「よっねぇちゃんご機嫌だね。」寿司屋の大将が話かけてきた
「大将と平八たちのお陰だよ。」と声高らかかに言った
「俺はただ寿司握っただけだよけど朝之助は俺も呆れてるんだよ。」
「大将もあいつの毒牙にやれたのかい!」
「あぁ…金を貸してしまったんだよ…。」
お幸はおでこに手を当てクラっと座り込んだ
「わりぃ…あんたんとこのやり手ばばあが店の準備をしていたら来たんだよ。」
「ばあさんが?」お幸が聞きますと大将はにやついて
「お前さんあの陰間の兄ちゃんとこれなんだろまた食いにこいよ。」大将はぽんと肩を叩いてまた歩きだしたお幸はあのばばあと思いつつ歩いてますとこじんまりとした団子屋を見つけた
「いらっしゃい。」
「みたらし団子二つ。」
「へいこれは鉈豆茶と言って毒素を流す効果があるんですよ。」大将はそう言ってお茶をお幸に渡した鉈豆とは形が鉈のような豆のことでして薬局で漢方茶として売っている
「大将美味しい!」
「みたらし団子二つお待ち知り合いから譲り受けたんですよ。」大将はにこやかにお幸にみたし団子持ってきた
「みたらし団子何年ぶりかね。」
「ごゆっくり。」お幸は童心に戻るかのようにほう張ったしばらくぼーとしているとふと
平八のことを思い出して小銭を置いて大将に
「ご馳走さま」と大きな声で言い店に戻った
夜になり平八が店にやってきた
「待ってたよ!」お幸はぎゅっと抱きしめて喜んだ平八は照れ臭そうにへへと笑った
「そんなに嬉しいのかい?」
「バレたか。」二人が熱い会話をしてると
やり手ばばあが見かねてつかつかとよってきましましてまた二人を寝床に押し入れて襖をパタンと閉めた
「じゃぁ始めるかね。」
「うん。」二人は同時に着物を脱いで熱く交わり合った気がつけば朝になっていた
鳥が「チュンチュン。」と鳴いていた
「朝だよ茶屋に戻りな。」お幸はユサユサと平八を起こし茶屋まで送った 店に戻り
机を拭いていると誰かに口を抑えられ連れ去わられた
偶然それを見た松吉は
平八に「お幸が連れ去わられた!」と言いましたら平八は走った
「お幸よくも コケにしたな。」連れ去った
のは朝之助だった
「あんた懲りてなかったのかい!」
明日は精神科に行くので最終話は帰って来てから




ヴィール
「平八は居らぬか。」
お代官が茶屋に来た平八は愛想笑いをして
出迎えた一方お幸(さち)は机を拭いていた
「お幸。」
「店はまだだよ。」
「俺と来い。」惣兵衛はぐっと掴んでお幸の腕を引っ張って連れ去った 平八は胸騒ぎがした
「なにするんだい。」お幸は怒った
「良いことだよ。」
「あのお代官さま少し用事がありまして。」
口実をつくり茶屋を出た
「やめて!」お幸は暴れだす
「じっとしてろ!」
「お幸は何処に?」
「あぁ男と倉に向かったさ。」
「ありがとう!」平八はまた走り出した
「あんた仕事は。」
「休み平八は来な…。」惣兵衛が言い出した瞬間
「お幸を返してもらう。」平八は惣兵衛を振り払ってお幸の腕を引っ張った
「悪いね今晩店に来なよ。」
平八はニッコリ笑った夜なりお幸は酒をついだ
「お前さん危なかったんだよ。」お幸の肩を掴んで見つめた
「すまなかったねぇ。」と顔を赤らめた平八はなにもなかったように酒を飲んだ
三話は明日投稿する!



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