「織麗舞」ちいさな鉢におさまっていた頃、風にふるえる葉は、まだ頼りなかった。やがて根は土をつかみ、枝は空へとひろがり、気づけば私よりもおおきな樹に。そして今日、掌にのるほどの実を結んでいる。その小さな光の粒に、過ぎた季節のすべてが宿る気がした。秋のひざしに包まれて、こころの結び目が、そっとほどけてゆく。#オリーブ#初成り#夜露死苦フェス#当て字でことばあそび#ことばりうむの星