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アメジスト

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こんばんは。
読書記録です。

生物を分けると世界が分かる
分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷
岡西政典 著
講談社ブルーバックス

分類学者はこういうことをしているだというのが分かる本です。
そもそも論として、分類整理され、名前がつけられてなければ認識することすら難しい。その認識のベースを支えるのが分類学という学問です。
その分類学によって、私たちの視点が広がる、世界の解像度が高まる、世界が理解できるようになる、それが人類の生活を豊かにするという信念は、研究者としての情熱を感じました。
第3章においては、新種を発見した際、どのように論文化するかが述べられており、第4章においては、何を基準に種を「分ける」のか、その基準、種の概念は30近くもあるということで、途方もない奥深さというのを感じました。
生物を知るための学問、地球を知るための学問である分類学への著者の情熱に感銘を受けました。
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ゆうのすけ

ゆうのすけ

こんにちは

現場の植栽帯にしゃがみこんでオタフクナンテンの剪定をしてたら、通行人のオッチャンに声をかけられる。「全部抜いてまうの?」

いいえ、アベリアとプリペットとマホニアコンフューサはもともと植わってたので残します。

オッチャン目を白黒させて、植栽帯の中に名札ついてるのは嬉しいってセリフを残して去っていった。

別に魔法の呪文でも必殺技の名前でもないよ…。わしも名札助かるわぁ、公園とかでもあれなんの木?とか聞かれるのが一番プレッシャーやから…。ホンマにわからんし…。

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アメジスト

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こんばんは。
休みの日に読書した本の感想を書きます。

サピエンス前史
脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語
土屋健 著
木村由莉 監修
講談社ブルーバックス

古生代カンブリア紀に登場した小さく原始的な魚から5億年の歴史をかけて人類にまで進化した系譜を辿る内容となっています。
115ページ以降の新生代における進化の躍進はとても興味深かったです。
ゾウの仲間やイヌ・ネコの仲間とは早い段階で分岐して、哺乳類が急速に多様化していることがわかりました。
そのあとで、ネズミの仲間やツパイの仲間と分かれ、霊長類につながっていくそうです。
ヒトにとっての進化の系統上は、イヌ・ネコよりネズミのほうが近縁になるというのは新しい発見でした。

類人猿(ヒト上科)は、ヒト、ボノボ、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザルの仲間を含む。
ヒト科は、ヒト上科からテナガザルの仲間を除いたもの。
ヒト亜科は、ヒト科からオランウータンを除いたもの。
ヒト族はヒト亜科からゴリラを除いたもの。
ヒト亜族はヒト族からチンパンジーを除いたもので、いわゆる人類の括りとなる。
この階層分類が進化の道のりとなっているようです。
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