#怪談 #猫#六夜目#ほむさんの怪談の楽しみかた こんばんは、熱中して書いていた文章が消えて萎え気味のほむさんです。今宵は六夜目、語る話は猫にございます。長き文を書いている時に消えるのはグラビティ様には是非とも改善していただきとうございまする。ちょこちょこ保存しなかった私も悪うございまするが、熱中するとどうしても……ね。それでは話を戻しますが猫、化猫、猫又、色々居ますが、猫の話の多くは可愛がってくれていた主人を殺されて復讐する猫の話が多いのが特徴的ですな。猫と人の絆は強いものです。犬とは違った立場ではありますが、共に生きてきた相棒の一つでございます。倉庫や台所の見張り番、鼠や害獣駆除のプロ。海外でも猫は愛されておりまする。船の神として崇拝された時代もありました。不沈艦の猫、まあ今日はその話は置いておきまする。今宵語るのはヨーロッパ、ケルト地方のお話。記憶に違いがなければ。『ケット・シー』夜遅くまで酒を飲んだ男が家に帰ろうと橋を渡っていると、声が聞こえた。男が辺りを見回すと猫が二匹しかいない。不思議なもんだなあと歩き出すと、猫が喋った。もう見られてないと思ったのか、確かに喋った。「王様が死んだらしい」「なんだと! それは本当か?」男は混乱したが、酔っていると思い家に帰る。家には妻と暖炉の前で温まる猫の姿があった。猫を見ながらぼんやりと、コートを脱ぎながら男は妻に先程の出来事を語った。「猫の王様が死んだらしい」そう男が言うと、妻よりも先に猫が飛び起きる。興奮したような口調で猫は言った。「なんだって!? じゃあ次の王様は僕だ!」猫は立ったまま慌てるように家を出ていってしまった。妻と男は唖然とするしか無かった。それ以来、男の家の猫は見つからない。如何でしたか?猫の妖精はとても頭が良く、王国を築いていると言われております。しかし、犬の妖精は頭が悪く他の妖精のペットにされているそうな。もちろん強かったり恐ろしい犬の化け物もいますが、猫の代表と言えばケット・シーでしょうな。干支では鼠に騙されてしまい、仲間外れにされてしまった猫ですが……まあそのせいで猫は鼠を食べるとも言いますが。さて、今宵のお話はこれまで。最後までお付き合いいただきありがとうございまする。良い夜を。