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子どもが風邪にかかったとき
病院へ行ってお医者さんから
抗生物質をもらって
帰ってきた人は多いでしょう

きちんと指示されたとおりに飲んで
3日と経たず治ったとします

当然私たちはそれを
薬のおかげと考えますが
そう単純な話ではありません

2003年アメリカでの研究によると
抗生物質を処方された患者の
30%以上のケースにおいて
実際 その抗生物質は何の効果も
もっていなかったことが報告されました

しかし私たちは
抗生物質を処方してもらったからこそ
病気が治ったと考えます

もちろん実際に
薬が作用し治るケースもありますが
抗生物質の効かない風邪が治る場合
それをプラシーボ偽薬効果といいます

よく無意識の力が病気を治すとか
心の力で難病を克服すると言われるのは
少なからずプラシーボ効果が
関係していると考えられます

自然治癒力と呼ばれるものにも
もちろん関係しています

すなわち薬は効くという思い込みが
実際に薬に効果をもたせるわけです

この薬をおまじないにしても
ハンドパワーにしても同じことです

行動経済学者のダン アリエリーは
プラシーボ効果が痛み止めにも
効果を発揮することを研究しています

その中でも興味深いのは
価格が高いほどプラシーボ効果も
高くなるという研究でした

眠気もまた脳が作り出しているという
部分は否定できません

もちろん昼寝や仮眠ができるなら
それが一番ですが 15分仮眠するのが
なかなか難しい状況もあります

そんなときは何でもいいから
高価なものを買って飲んでみましょう

別に食べ物でもかまわないのですが
仕事中にすぐ摂れるものであれば
栄養ドリ ンクがおすすめです

ただできる限り高いほうがいいです

なぜなら"高いほど効く"と
脳は思い込んでいるからです

ただちに眠気を飛ばしたいとか
生理的な不快感を吹き飛ばしたい
というときには 思い込みの力に
訴えたほうがより効果的です

#佐々木正梧
#一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか
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